50周年記念作『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』キャスト発表　ゴジュウウルフ役は冬野心央「新たな時代の始まりなんだという意識を持って」

　1975年に『秘密戦隊ゴレンジャー』がスタートしてから半世紀。2025年、スーパー戦隊シリーズは50周年を迎える。そんな記念すべき年に誕生する新たなスーパー戦隊の『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』（毎週日曜 前9：30、テレビ朝日系、2月16日スタート）の制作発表会見が26日に配信。メインキャスト陣がお披露目となった。

【写真】これで地球も安心！　歴代レッド50人が集結した『ゴジュウジャー』制作発表

　その名のとおり、これまでのスーパー戦隊の中でも、最高最強の“ナンバーワン”を目指し、子どもたちに圧倒的な人気の動物や恐竜＝「獣（けもの・ジュウ）」をモチーフにしたヒーローが活躍する物語。これまでの50年を超越する“ナンバーワン”の感動を生み、次の50年に向けて先陣を切る“ナンバーワン”の作品を目指す『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』が、2025年を華やかに彩る。

　この日の会見で出演が発表されたのは遠野吠／ゴジュウウルフ（レッド）役の冬野心央（21）、百夜陸王／ゴジュウレオン（ブルー）役の鈴木秀脩（21）、暴神竜儀／ゴジュウティラノ（イエロー）役の神田聖司（31）、猛原禽次郎／ゴジュウイーグル（グリーン）役の松本仁（19）、一河角乃／ゴジュウユニコーン（ブラック）役の今森茉耶（18）、飯島佐織役の中越典子（45）、ファイヤキャンドル役の三本木大輔（35）、ブーケ役のまるぴ（25）、クオン役のカルマ（28）の9人となっている。

　冬野は、山口県出身で趣味はサッカー、バスケ、格闘技を見ること。低音がよく響く声が特徴的となっている。冬野は「僕自身、小さいころからヒーローというものに憧れがあって、いざこうやって出演が決まって本当にうれしいです。でもお芝居経験が少ない分、1年間全力で食らいついて頑張っていこうと思います」と力を込める。最後は「今回50周年記念の作品ですが、50周年の節目、いち時代の終わりではなく、むしろ新たな時代の始まりなんだという意識を持って制作しています。過去の戦隊の勇姿もしっかりと引き継ぎつつ、新しい要素もたくさん入ってる作品になります。いろんなプロフェッショナルな方々がこの作品に集結して作っているので、自信と期待を持って皆さんにお届けしていきます。最後に、この作品が皆様にとってかけがえのない、そして愛される作品になりますようにキャスト、スタッフ一同、精いっぱい頑張っていきますのでよろしくお願いします」と宣言していた。

■『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』イントロダクション
かつて時空のはざまで、全てのスーパー戦隊ロボと、巨大な「厄災」による最終戦争が巻き起こった。「ユニバース大戦」と呼ばれるその戦いは、ひとりの巨神によって終結する。

その光の名は「テガソード」。全てのスーパー戦隊の力を宿した超越者は、傷を負い眠りについた。

アルバイトを転々とする青年・遠野吠はまたアルバイトをクビになってしまう。時を同じくして、街に謎の組織「ブライダン」がテガソードを目覚めさせるために地球を襲い始めた！

そんな中、突然、吠は謎の空間に包まれる！テガソードと出会い、自分の力を分けたという「指輪」を集めると、なんでも願いがかなうと言われる。

願いがない遠野吠は、願いを見つけるためナンバーワンを目指すことに。指輪の契約を交わし「ゴジュウウルフ」になり、ブライダンと対決することを決意！

遠野吠の願いとは？
そして他の指輪の戦士とは？

■『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』主な登場人物
【ゴジュウウルフ／遠野吠】愛想が無く、口も悪く、腕っぷしだけは強い。衝動的で近寄りがたいが、根は良いヤツ。家族も友達もいないはぐれ者。その暴れっぷりから仕事もすぐクビになるのでバイトからバイトへの『はぐれアルバイター』。過去、とあるできごとがあって以来、「願い」を持たないように生きてきたためかなえたい「願い」がない。気合を入れるとき（変身時など）は遠吠えをするルーティンがある。

【ゴジュウレオン／百夜陸王】カリスマ性に満ちた天才アイドル。人たらし。女にも男にもとにかく優しい『元スーパーアイドル』。とある事件をきっかけに事務所を追い出され、はぐれ者状態に。策士で、人を操ることに長ける。自信過剰なところもあるが、裏付ける努力もしている。

【ゴジュウティラノ／暴神竜儀】テガソードに仕えるのが最高の幸せだと思っている『テガソード信奉者』。願いはテガソードの幸せ。そのためならなんでもやってしまう。世間知らずで超がつくほどのマイペース。だが、めっちゃ強いのであまり心配ない。もともとは厳しい家系で育ったがテガソードの存在を知り家を飛び出し、その異端な信仰ゆえ家族からはぐれ者に。

【ゴジュウイーグル／猛原禽次郎】誰よりフットワークが軽い『パリピ高校生』。家族とも疎遠になっているはぐれ者だが、あまり気にしていない。実はとても真面目だが、そんな自分を変えたいとも思っていてパーリーピーポーになるために日々過ごしている。

【ゴジュウユニコーン：一河角乃】クールだが必要とあらば愛嬌も武器として使う。もともと警察を志し警官学校に通っていたが、とある事件をきっかけに同僚たちから疎外されるようになり、はぐれ者に。現在は界隈じゃ名の知れた『ハイクラス名探偵』。探偵業がないときはアルバイトしている。