イタリア・ダービーはユーヴェに軍配! “ウノゼロ”で公式戦4連勝…インテルは首位浮上ならず

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2025年02月17日 07:37  サッカーキング

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コンセイソンの決勝弾でユヴェントスがインテル撃破! [写真]=Getty Images
 セリエA第25節が16日に行われ、ユヴェントスとインテルが対戦した。

 今シーズン2度目のイタリア・ダービーは両チームにとって極めて重要な意味を持つ一戦となった。ユヴェントスは直近4試合で3勝と好調を維持しており、この試合に勝利すればチャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の4位に浮上することとなる。一方、インテルは前節フィオレンティーナを2−1で下し、2試合ぶりの白星を手にした。今節は首位ナポリが引き分けに終わったため、勝利すれば単独首位に浮上し、連覇達成へ大きく前進する。昨年10月の前回対戦は激しい撃ち合いの末に4−4で引き分け。今節はどちらに軍配が上がるだろうか。

 序盤からインテルがやや押し気味に試合を進める。19分にはラウタロ・マルティネスのポストプレーからヘンリク・ムヒタリアン、メフディ・タレミと繋いで一気に敵陣バイタルエリアへ。最後はニコロ・バレッラの浮き玉にタレミがオーバヘッドで合わせたが、GKミケーレ・ディ・グレゴリオが弾き出す。一方のユヴェントスは22分、ティモシー・ウェアからのロングフィードを起点にニコラス・ゴンサレスとフランシスコ・コンセイソンが立て続けに枠内シュートを放ったが、ここはGKヤン・ゾマーが鋭い反応を見せた。

 その後も両チームがチャンスを作り合う展開に。ユヴェントスは32分、右サイドのスローインをウェストン・マッケニーがフリックし、ボックス内に侵入したランダル・コロ・ムアニが右足を振り抜くも得点ならず。その2分後にはインテルがチャンスを創出。高い位置でのボール奪取からデンゼル・ダンフリースが右サイド深くへ持ち込み、グラウンダーのクロスに中央でフリーのラウタロが合わせたが、シュートを枠に飛ばすことができなかった。

 インテルは43分、ゾマーからのロングフィードを頭で繋いだダンフリースが、タレミからのリターンパスを受けたドリブルで持ち上がる。そのままボックス内へ侵入して右足を振ったが、シュートは右ポストに阻まれ、惜しくも先制点とはならなかった。前半はスコアレスのまま終了する。

 後半はユヴェントスが良い入りを見せ、何本かシュートを放つが、GKゾマーの牙城を崩すまでには至らず。一方のインテルは流れを変えるべく、62分に3枚替えを敢行。マルクス・テュラム、ニコラ・ザレフスキ、カルロス・アウグストを投入する。次第に中盤にスペースが生まれた中で迎えた74分、左からのクロスのこぼれ球を拾ったコロ・ムアニがボックス内で粘ると、最後はコンセイソンが左足でゴール左下へ流し込み、ユヴェントスが先制に成功した。

 先制点から2分後、ユヴェントスはレナト・ヴェイガの持ち上がりからチャンスを作り、最後はボックス内右のトゥーン・コープマイネルスがDFを剥がしてからシュートを放ったが、懸命にカバーに入ったダンフリースがライン上でクリアし、追加点は与えない。しかし、インテルの攻撃面は不発で決定機を作り出すことができず、試合はこのまま1−0で終了した。

 公式戦4連勝を飾ったユヴェントスは4位に浮上。一方でインテルは首位浮上を逃した。次節、ユヴェントスは23日にアウェイでカリアリと、インテルは22日にホームでジェノアと対戦する。

【スコア】
ユヴェントス 1−0 インテル

【得点者】
1−0 74分 フランシスコ・コンセイソン(ユヴェントス)

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