大阪・八尾のコンクリ詰め遺体、女児の身元が判明 容疑者のめい

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2025年03月19日 10:03  毎日新聞

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毎日新聞

コンクリート詰めにされた子どもの遺体が見つかった住宅(中央)=大阪府八尾市で2025年3月1日午後1時8分、北村隆夫撮影(画像の一部を加工しています)

 コンクリート詰めにされた女児の遺体が大阪府八尾市の集合住宅から見つかった事件で、大阪府警は19日、女児の身元はDNA型鑑定の結果、岩本玲奈ちゃんと確認されたと明らかにした。死体遺棄容疑で逮捕された無職の飯森憲幸容疑者(41)のめいで、当時6〜7歳だったとみられる。


 飯森容疑者は府警の調べに「遺体は引き取った姉の娘で、7歳ぐらいだった十数年前にコンクリートに詰めた」と供述していた。


 飯森容疑者は交際相手で無職の柴田朱里容疑者(36)と共謀して2024年11月初旬、八尾市跡部本町1の集合住宅の一室でコンクリート詰めにした遺体を遺棄した疑いを持たれている。遺体は金属製の衣装ケース(重さ約228キロ)に入れられ、ダイニングキッチンの押し入れに隠されていた。


 司法解剖で死因は腹部を暴行されたことに伴う臓器損傷とされ、07年ごろに亡くなったと推定された。飯森容疑者は暴行への関与も認め、「しつけでたたいたら翌朝に冷たくなっていた」と説明しているという。【林みづき、斉藤朋恵】



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