【万博】『ネオアトム』、2025年大阪・関西万博でショートムービー特別上映 ブラックジャックの手でアトムが生まれ変わる【コメント全文】

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2025年03月19日 11:41  ORICON NEWS

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新キャラクター『ネオアトム』 (C)ORICON NewS inc.
 2025年大阪・関西万博「PASONA NATUREVERSE」『パビリオンテーマソング』・新キャラクター 『ネオアトム』制作発表会が19日、都内で行われ、アトムが生まれ変わった新キャラクター『ネオアトム』が、「PASONA NATUREVERSE」にナビゲーターとして登場することが19日発表された。

【画像】「12歳の子どもの身体能力と同等」新キャラクター『ネオアトム』詳細情報

 ネオアトムは、1972年4〜9月に『小学四年生』で連載された『アトム還る』を原案に手塚プロダクションが制作。人間の細胞によってつくられたiPS 心臓を持つため寿命がある。そのため、いのちの尊さ、大切さを、人間と同じように、あるいはそれ以上に感じ、いのちへの感謝の気持ちを忘れないというキャラクター。パビリオンでは、音楽を千住明氏、ナレーションを平原綾香が手掛ける特別ショートムービー『ネオアトム誕生』が上映され、来場者のをNATUREVERSEの世界へと誘う。

 手塚プロダクション統括プロデューサーの日高海氏がネオアトムの概要を説明。「アトムというキャラクターは自己犠牲によってたくさんの人や世界を救うということを手塚治虫が描いている」とし、今回の内容に至ったと明かした。

 新たに公開される『ネオアトム誕生』では、多くの人々が暮らすスペースコロニーが、AIの誤作動により太陽に向かい始める。コロニーと太陽の衝突によって人類に迫る危機を回避するため、アトムはコロニーの暴走を食い止めるために立ち向かう。コロニーの破壊に成功したアトムだが、その体は爆発の衝撃に耐えられず…。やがて長い年月が経ち、ブラック・ジャックに助けられたアトムが再び目覚めた世界。そこは…。手塚プロダクションが制作した完全オリジナルストーリー。当パビリオン限定公開となるネオアトム誕生の物語を、迫力のあるフル3Dアニメーションで体感できる。

■ネオアトム誕生背景
2003年4月7日、天馬博士により少年型ロボット・アトムが誕生。10万馬力のアトムは人間とロボットのディスコミュニケーションに悩みながらも、互いが仲良くなれる世界を目指して、日々迫り来る敵と戦う。21 世紀前半、スペースコロニーと太陽の衝突危機が迫り、アトムは自らの命と引き換えに地球を守る選択をする。アトムによって守られた地球の人々は、アトムの姿に心打たれる。22世紀、宇宙空間を彷徨うアトムが発見される。医学と科学技術の進展によりiPS細胞が実用化され、ブラック・ジャックの執刀により「iPS 心臓」が装備されたネオアトムが誕生。

■キャラクター設定
身長:155cm、体重:48kg。
12歳の子どもの平均的な身体能力とほぼ同じ。人間と同じ学習能力と喜怒哀楽の感情を持つ。全身がメカニカルパーツで構成されるため、年齢を重ねても外見的な変化はないが、人間の細胞によってつくられたiPS 心臓を持つため、ネオアトムには寿命がある。そのため、ネオアトムは、いのちの尊さ、大切さを、人間と同じように、あるいはそれ以上に感じ、いのちへの感謝の気持ちを忘れない。ネオアトムは寿命を全うすると、からだのメカニカルパーツは有機分解され、土に還ることになる。技術と人間と大地の調和、NATUREVERSEのシンボル的な存在。

■桑原智監督コメント
青く美しい奇跡の星『地球』。私たち人間は地球に住む生命のひとつにすぎません。その人間のエゴイズムにより、地球は、地球に住む生命は、危機的な状況に陥ろうとしています。私たち人間は、人が人を思いやる心、自然を愛し慈しむ気持ち、全ての生命に対しての尊敬と愛情、そんな大切なことを忘れてしまっているのではないでしょうか?そして、これら無くしては我々人間は、地球の住人として認めてもらえないのではないでしょうか?今回の映像は人間が生み出した地球の危機的な状況に、アトムがひとり立ち向かい闘う物語です。原作者である手塚治虫先生が残してくれた大切なメッセージを、この映像で感じ取って頂ければ幸いです。地球の未来は自らの手で変えることが出来るし、変えなくてはいけない、それが出来るのは人間であるのですから。

■千住明氏コメント
地球を守るためロボットのアトムが立ち向かう。人間とロボットの共生も今や夢ではありません。手塚先生のメッセージは強力に存在します。『鉄腕アトム』、僕が 3歳で出会った白黒のブラウン管のヒーローは、その後の人生の指標でもありました。今、新たに生まれ変わる「ネオアトム」の音楽を担当させていただき、喜びと責任を感じます。アトムを夢見た60年をかけて、この音楽を創りました。

■澤芳樹氏コメント
手塚プロダクションの制作してくれたオープニングのアニメーションは、とても臨場感があふれ感動的です。特にアトムがブラック・ジャックによって助けられるシーン等、私も監修させていただきましたが、手術の描写から医師の気持ちを表す表現に至るまで、細部までこだわり、丁寧に作られています。パビリオンに来場される皆様に、「いのち」の尊さや感動を感じていただける素晴らしい映像です。「いのち、ありがとう」と感じていただければと思っております。ぜひ万博会場の PASONA NATUREVERSEへお越しください。

■平原綾香氏コメント
ショートムービーを見たとき、涙が溢れました。鉄腕アトムとコラボレーションすることが、デビュー前からの私の夢だったので、21年という長い時間が経ちましたが、こうやって夢は叶うものなんだととてもうれしいです。しかし、まだ実感が湧きません。デビューしてから今まで、歌手活動の他にも、ナレーションや吹き替え、声優など頑張ってきましたが、今回の万博でも、歌だけでなく特別な映像のナレーションにも参加できて、とても幸せです。

このニュースに関するつぶやき

  • アトム還るは長年なかったことにされていた作品でしたから…当時の読者としてこれは嬉しいことですね��ʥѡ���
    • イイネ!8
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