陥没事故が起きた下水道管内に立ち入るため、酸素ボンベやマスクを装着する警察官や消防隊員ら=1日午前、埼玉県八潮市 埼玉県八潮市の県道交差点で1月、道路が陥没しトラックが転落した事故で、現場となった下水道管内に1日早朝、警察官や消防隊員らが事故後初めて立ち入った。約2時間かけて管内の状況を目視で確認。安全性が確認できれば、2日にも取り残された男性運転手(74)の救出作業に着手するとみられる。
硫黄臭が漂う現場には午前4時40分ごろ、警察官や消防隊員ら約20人を乗せたバスが到着。防護服を二重に着て、酸素ボンベやマスクを装着すると、地下約10メートルの管内へと向かった。
県などによると、作業は下水の量が比較的少ない早朝に実施。出動した3部隊のうち2部隊が約20分ずつ活動したという。

陥没事故が起きた下水道管内に立ち入るための準備を進める警察官や消防隊員ら=1日午前、埼玉県八潮市