広島市で、3歳の息子に食事を与えず、一時、心肺停止にさせるなどしたとして、母親と祖父が再逮捕されました。
保護責任者遺棄傷害の疑いできのう再逮捕されたのは、いずれも広島市の無職で、男の子の母親の熊谷瞳容疑者（26）と、祖父の和弘容疑者（52）です。
警察によりますと、2人はおよそ3か月間、男の子に食事を与えなかったり、医療措置を受けさせなかったりした疑いがもたれています。警察の調べに2人とも容疑を認めているということです。
男の子は1月20日に心肺停止や低酸素脳症の状態で病院に運ばれました。当時の体重は、一般的な同年齢の子どもの半分以下にあたるおよそ6キロまで減り、やせ細っていましたが、現在は話せる状態にまで回復し、すでに退院しているということです。
2人は、この男の子の手足や口に粘着テープを巻き、拘束したとして、すでに逮捕・起訴され、裁判が続いています。
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