
民間企業で働く人の去年1年間の平均給与は478万円で、4年連続の増加となりました。1949年の統計開始以降、過去最高となりましたが、男女間の差は広がり続けています。
国税庁がきょう(26日)公表した「民間給与実態統計」によりますと、民間企業で働く人の去年1年間の平均給与は478万円で、前の年より3.9%増加しました。
4年連続の増加となり、1949年の統計開始以降で最も高く、前の年からの伸び率は比較ができる2014年以降で過去最高を記録しました。
ボーナスの平均も、前の年よりも4.5%増えて75万円となり、2014年以降で最も高くなりました。
業種別の平均給与では、「電気・ガス・熱供給・水道業」が最も高い832万円だった一方、「宿泊業、飲食サービス業」が最も低い279万円でした。
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職種別では、▽正社員が545万円、▽パートやアルバイトなどの非正規雇用は206万円でした。
男女別の平均給与では、男性が前の年より18万円上がって587万円に、女性も17万円上がって333万円となりましたが、男女の差は4年連続で広がっています。