神奈川県立がんセンターで手術を受けた患者が死亡 栄養剤を送るために付けたチューブが腸を突き破る 医療ミスがあったか調査

51

2025年10月01日 19:08  TBS NEWS DIG

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

TBS NEWS DIG

TBS NEWS DIG

神奈川県立がんセンターは手術を受けた60代の患者が死亡する医療事故があったと発表しました。今後、医療ミスがあったか調査するとしています。

神奈川県立がんセンター 酒井リカ 病院長
「患者様とご家族様に、このような結果となりましたことを心よりお詫びを申し上げます」

神奈川県立がんセンターによりますと、60代の男性患者は先月、がんの手術で食道を全摘出した際に、腸に直接、栄養剤を送るためのチューブを付けました。

しかし、手術から2日後に行った検査で、このチューブが腸を突き破っていることがわかったということです。

チューブは腸から20センチほど飛び出ていて、男性は再び手術を受けましたが、漏れ出た栄養剤で炎症を起こし、敗血症性ショックと急性呼吸不全で死亡したということです。

がんセンターは「チューブは柔らかいため腸を突き破ることは考えづらい」と説明していますが、今後、医療ミスがあったか調査を行うとしています。

このニュースに関するつぶやき

  • 調査待ちだな〜。私の父はチューブを自分で勝手に抜こうとして大変なことになったりもしているので、単純に医療ミスだと決めるわけにはイカん。
    • イイネ!4
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(38件)

前日のランキングへ

ニュース設定