山上被告「火炎瓶持って…」愛知で教団最高幹部狙う 元首相銃撃公判

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2025年11月25日 14:54  毎日新聞

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毎日新聞

安倍晋三元首相銃撃事件で、山上徹也被告の裁判員裁判が開かれた奈良地裁=奈良市で2025年11月25日(代表撮影)

 安倍晋三元首相銃撃事件で起訴された山上徹也被告(45)の裁判員裁判が25日、奈良地裁(田中伸一裁判長)であり、被告人質問が続いた。被告は2019年、愛知県で世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の最高幹部を襲撃しようと計画。「火炎瓶を何本か作って持って行った」と明らかにした。


 被告の母親は、旧統一教会の信者で献金を繰り返し、経済的に破綻したことが明らかになっている。被告は18年には岡山で教団関係者を襲おうとしたが断念。19年にも最高幹部への襲撃計画を実行に移そうとしていた。


 19年の計画について、被告は「(幹部が)来なかったので失敗したんだなと思った」と振り返った。続けて「火炎瓶を持っていること自体が法に触れるので、海に捨てた。ほっとしたのが正直なところです」と当時の心境を述べた。


 その後、被告は「襲撃に当たり、対象と距離を取るのが一番いい」と考えるようになったという。ナイフを使うのも心理的抵抗が強いとし、銃に関心が向いていったと明らかにした。【林みづき】



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  • 未だにアベガーを唱え山上被告に対し仕方ないとほざく連中は『共産党なんてテロ組織だ!けしからん』と唱える者が出て、幹部に凶刃が向けられても、そりゃ仕方ないと言ってくれるんか?🤪
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