天海祐希、絵本朗読に初挑戦 原作者・東野圭吾が声を絶賛 アニメーション映画『クスノキの番人』新場面写真も

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2025年12月05日 08:22  オリコンニュース

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アニメーション映画『クスノキの番人』公開記念“クスノキ”シリーズの絵本「少年とクスノキ」の朗読に柳澤千舟役の天海祐希が挑戦
 東野圭吾作品として初めてアニメーション映画化される『クスノキの番人』(2026年1月30日公開)の公開を記念して、物語の鍵を握る叔母・柳澤千舟(やなぎさわ・ちふね)を演じる天海祐希が、“クスノキ”シリーズの絵本「少年とクスノキ」を朗読する映像と新たな場面写真が公開された。

【動画】天海祐希、絵本「少年とクスノキ」の朗読に挑戦

 今回の朗読企画は、収録現場を訪れた原作者・東野圭吾が、天海の声を「千舟のイメージにぴったり」と絶賛したことから実現した。

 絵本「少年とクスノキ」(実業之日本社)は、小説『クスノキの番人』の続編『クスノキの女神』の中に登場する絵本。小説の中に登場する“本”を東野圭吾が初めて、子ども向け絵本として実際に書き下ろし、絵をよしだるみが手がけた。

 不幸なことが続き、大切な人たちを失ってしまった少年が、「僕の未来を見せてほしいんです」とクスノキに願う。その願いを受け取ったクスノキの女神が見せる未来とは――。

 絵本の朗読に初挑戦した天海は、読み終えたあと「東野先生の言葉がとても美しいですよね。それをきちんと伝えられるように。また、私が最初に感じた、ほんのりと、じわっと温かくなる感情が皆さんに伝わるといいな、と思って朗読しました」とコメント。“千舟の声”で紡がれる朗読映像は、誰もが抱える将来への不安や迷いに寄り添うような仕上がりとなっている。

 映画について天海は、「今回のお話は、事件が起こるわけでもなく、追い詰める側、追い詰められる側というのもあるわけではない。けれども、1本の大きな柱があって、そこに向かっていく人々や大きな物語の“うねり”というものは、やはり素晴らしいなと思いました」と、東野作品のストーリーテリングの魅力を語る。「皆が“その願い”をかなえたいという思いを持って、大きな象徴であるクスノキの中に入っていく。クスノキだけではなく、そこを守ってきた人たちの思いをリレーとして、バトンを渡していく。それが大事なことなのだなと感じた」とも述べた。

 物語は、理不尽な解雇により職を失った青年・直井玲斗(CV:高橋文哉)は、追い詰められた末の過ちで逮捕される。運に身を委ね、将来を思い描くことも、人生の選択を自ら決める意志もなかった。そんな彼に運命を変える出会いが訪れる。

 依頼人の指示に従うなら、釈放する――突如現れそう告げる弁護士の条件を呑んだ玲斗の前に現れたのは柳澤千舟(やなぎさわ・ちふね)。大企業・柳澤グループの発展に大きく貢献してきた人物であり、亡き母の腹違いの姉だという。「あなたに、命じたいことがあります」。それは、月郷神社に佇む<クスノキの番人>になることだった。

 戸惑いながらも番人となった玲斗は、さまざまな事情で境内を訪れる人々と出会う。クスノキに定期的に足を運び続ける男・佐治寿明(CV:大沢たかお)。その娘で父の行動を不審に思う女子大生・佐治優美(CV:齋藤飛鳥)。家業の継承に葛藤する青年・大場壮貴(CV:宮世琉弥)、彼らや千舟と関わるうちに、玲斗の世界は、少しずつ色を帯びていく。――だが、玲斗はまだ知らなかった。クスノキが持つ<本当の力>を。やがてその謎は、玲斗の人生をも巻き込みながら、彼を思いもよらぬ真実へと導いていく。

 新たに解禁となった場面写真には、千舟と玲斗の何気ない日常や、家族に秘密で祈念に訪れる寿明の姿、その行動を探る優美と玲斗の様子、しぶしぶ祈願に通う壮貴など、主要人物たちの行動が切り取られている。また、本作の象徴であるクスノキの全景や、物語の壮大さを感じさせる印象的なカットも並ぶ。


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  • 予告を見ましたが、確かに天海さんは上手に入ります。だから、映画楽しみです。
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