『閃光のハサウェイ キルケーの魔女』 興行収入15億円突破/ヒットの理由とは

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2026年02月11日 18:00  ガジェット通信

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ガンダムシリーズ最新作品となる、映画『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女』の興行成績が15億円を突破しました。公開11日間での興行収入は15億3228万4040円、観客動員数は91万4106人となっています。(※興行通信社調べ)

これは大人気を博した、劇場先行版『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス) -Beginning-』の公開10日間の興行成績と並ぶ勢い。
(興行収入:14億3279万4300円、観客動員数 85万6371人 ※興行通信社調べ)

『閃光のハサウェイ』が注目されている要因として、「本作の立ち位置」と「演出の徹底ぶり」が挙げられそうです。

■作品の立ち位置

まず、本作はシャアとアムロの因果を描いた映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』(1988年)の流れを汲む作品。いわばガンダム本編からの直接的な流れを汲んでいる作品とも言えます。
『逆襲のシャア』の中では、強烈なエースパイロット二人に巻き込まれる形で、若きハサウェイも大きな業を背負います。思春期に心をえぐられ、そこに生じた大きな欠損を彼自身はどう埋めるのか──12年後のハサウェイの選択と行動に大きな注目が集まります。

■緻密な演出と情報の厳選

また、本作はリアルな状況描写に徹底した演出であり、過剰な説明を省いていると見られるのも特徴です。「わかりやすさ」よりも「リアルさ」に振った分、観客側から情報を読み取りにいく必要があるのですが、それは「観るほどに新たな発見が得られる性質がある」とも言えます。場面ごとの情報量が多いため、読み取り精度が上がるほどに『ハサウェイ』シリーズの描写・演出は沁み入るようです。

レンズ・画角を含めたカメラワーク、テンポ感、音響のダイナミズム、キャラクターの言葉選びや声色の妙など、すべてが心理描写の機微に帰結していると言っても過言ではない作り込みです。それゆえ、本作(第二作)の後に改めて前作(第一作)『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』や『逆襲のシャア』を観ると、新たな発見や感慨が生じうるかと思います。

ちなみに“重厚な兵器”としてのモビルスーツ描写は「大きくて重いもの」が動く、根源的な感情を揺り動かすものとなっているので、そちらも大きなポイントのひとつです。

ガジェット通信の『閃光のハサウェイ』関連の記事はこちらからもご覧いただけます。

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『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女』

<ストーリー>
U.C.0105、シャアの反乱から12年——。
圧政を強いる地球連邦政府に対し政府閣僚の暗殺という方法で抵抗を開始した「マフティー」。そのリーダーの正体は、一年戦争をアムロ・レイと共に戦ったブライトの息子、ハサウェイ・ノアであった。
不思議な力を示す少女ギギ・アンダルシアにかつてのトラウマを思い出すハサウェイ。彼女の言葉に翻弄されながらもマフティーとしての目的、アデレード会議襲撃の準備を進めるが……。
連邦軍のケネス・スレッグは自ら立案したアデレード会議の支掩作戦とマフティー殲滅の準備をする中、刑事警察機構のハンドリー・ヨクサンから密約を持ちかけられる。
そして、ハサウェイ、ケネス、それぞれが目的のために動く一方で、ギギもまた自分の役割のためにホンコンへと旅立つ。

作品公式X:https://x.com/gundam_hathaway

<STAFF>
原作:富野由悠季/矢立 肇
監督:村瀬修功
脚本:むとうやすゆき
キャラクターデザイン:pablo uchida/恩田尚之/工原しげき
キャラクターデザイン原案:美樹本晴彦
メカニカルデザイン:カトキハジメ/山根公利/中谷誠一/玄馬宣彦
メカニカルデザイン原案:森木靖泰/藤田一己
美術設定:岡田有章
美術監督:大久保錦一
色彩設計:すずきたかこ/久保木裕一
ディスプレイデザイン:佐山善則
CGディレクター:増尾隆幸
撮影監督:大山佳久
特技監督:上遠野学
編集:今井大介
音響演出:笠松広司
録音演出:木村絵理子
音楽:澤野弘之
エンディング主題歌:「SWEET CHILD O’ MINE」GUNS N’ ROSES
オープニングテーマ:「Snooze」SZA
挿入歌:「ENDROLL」by 川上洋平 [Alexandros]×SennaRin/「CIRCE」SennaRin
企画・制作:サンライズ
製作:バンダイナムコフィルムワークス
配給:バンダイナムコフィルムワークス/松竹

<CAST>
ハサウェイ・ノア:小野賢章
ギギ・アンダルシア:上田麗奈
ケネス・スレッグ:諏訪部順一
レーン・エイム:斉藤壮馬
ガウマン・ノビル:津田健次郎
ケリア・デース:早見沙織
イラム・マサム:武内駿輔
ほか

©創通・サンライズ

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