プレミアリーグは6月1日、元イングランド代表FWアラン・シアラー氏が選出した2022−23シーズンの同リーグベストイレブンを紹介した。
現役時代のシアラー氏はサウサンプトン、ブラックバーン、そしてニューカッスルと国内の3クラブでプレー。1992−93シーズンよりスタートしたプレミアリーグでは歴代最多の通算260ゴールを記録した。そんなシアラー氏はイングランドで解説者として活動する傍ら、プレミアリーグ公式のチーム・オブ・ザ・ウィーク(週間ベストイレブン)を担当。その節ごとに活躍した11名を選出しており、プレミアリーグの恒例企画として知られている。
今回は2022−23シーズンのプレミアリーグ全日程が終了したことを受け、シアラー氏が選ぶチーム・オブ・ザ・シーズン(年間ベストイレブン)が紹介された。クラブ史上初となる3連覇を果たしたマンチェスター・Cからは、最多となる4名が選出。数々の記録を塗り替え、最終的には36ゴールを挙げて得点王に輝いた“怪物”ことノルウェー代表FWアーリング・ハーランドを筆頭に、ベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネ、イングランド代表DFジョン・ストーンズ、スペイン代表MFロドリが選ばれた。
そのマンチェスター・Cと優勝を争った2位アーセナルからは、ノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴーアとフランス代表DFウィリアン・サリバが入った。21シーズンぶりに来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場を決めた4位ニューカッスルからは、イングランド代表GKニック・ポープと同DFキーラン・トリッピアーが選ばれている。ニューカッスルから選ばれた“選手”は2名だったが、シアラー氏はチーム・オブ・ザ・シーズンの指揮官としてニューカッスルを率いるエディ・ハウ監督を選んでいる。
さらに、今シーズンのプレミアリーグを席巻し、最終的には6位でフィニッシュしたブライトンからは、エクアドル代表DFペルビス・エストゥピニャンが選出。日本代表MF三笘薫と左サイドでコンビを組む“相棒”は、シーズン開幕直後にビジャレアルからブライトンに加入し、35試合の出場で1ゴール6アシストという成績を残した。
シアラー氏が選んだ今季のプレミアリーグのチーム・オブ・ザ・シーズンは下記の通り。
▼GK
ニック・ポープ(ニューカッスル/イングランド代表)
▼DF
キーラン・トリッピアー(ニューカッスル/イングランド代表)
ジョン・ストーンズ(マンチェスター・C/イングランド代表)
ウィリアン・サリバ(アーセナル/フランス代表)
ペルビス・エストゥピニャン(ブライトン/エクアドル代表)
▼MF
ロドリ(マンチェスター・C/スペイン代表)
ケヴィン・デ・ブライネ(マンチェスター・C/ベルギー代表)
マルティン・ウーデゴーア(アーセナル/ノルウェー代表)
マーカス・ラッシュフォード(マンチェスター・U/イングランド代表)
▼FW
ハリー・ケイン(トッテナム/イングランド代表)
アーリング・ハーランド(マンチェスター・C/ノルウェー代表)
▼監督
エディ・ハウ(ニューカッスル/イングランド)