2007年5月4日生まれの16歳のパエスは、インデペンディエンテ・デル・バジェの下部組織出身で、中盤でもウィングでもプレー可能なMF。今年2月に15歳でトップチームデビューを果たし、デビュー戦で得点を挙げて、エクアドル・セリエAの最年少デビュー記録と最年少得点記録を更新した。
また、現在開催されているFIFA U−20ワールドカップアルゼンチン2023にU−20エクアドル代表として出場し、勝ち上がったラウンド16まで全4試合出場で1ゴール3アシストを記録する活躍も見せた。
チェルシーは同選手の特徴についてクラブ公式サイトで「巧みなドリブルとパスでディフェンスを切り裂くビジョン、テクニックを兼ね備え、南米で最も優秀でクリエイティブな若い才能の一人としてすでに名声を確立している」と紹介している。
なお、イギリスメディア『スカイスポーツ』によると、チェルシーはパエスの移籍金としてインデペンディエンテ・デル・バジェに2000万ユーロ（約30億円）を支払うことで合意したという。また、現在16歳の同選手は、18歳の誕生日を迎える2025年5月4日以降にチェルシーに加入することも正式発表されている。
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