4−3−3のインサイドハーフを長野風花とともに務め、中盤でのボールの中継や積極的な飛び出しでなでしこジャパンの攻撃をけん引した長谷川。10分に田中美南が獲得したPKのキッカーを務め、チームの2得点目をもたらす。39分には田中のスルーパスに抜け出すと、相手DFをかわしてから冷静にゴールネットを揺らす巧さも見せて、8−0の大勝に貢献した。
試合を振り返った長谷川は、「日本でやれる試合はなかなかない機会なので、自分たちも楽しみにしていましたし、みなさんにいいプレーを見せようと思っていたので、こういう形で勝てて良かったです」と、地元のファンの前で挙げた勝利を素直に喜んだ。
「最近あまり前のポジションをやっていなかったので、前のポジションをやったときにしっかり結果を出せたのは良かったです。なかなか日本の皆さんにプレーを見せられないので、今日、自分自身も得点という形を見せられて本当に良かったです」
10月末からは、パリ・オリンピックのアジア2次予選が始まる。長谷川は「本当に難しい戦いになると思いますけど、このチームなら本当に上に行けると思うので、個人個人が成長して、次の予選に向けてしっかりいい準備をして戦いたいなと思います」と意気込みを示した。
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