現在25歳のギマランイスは2020年1月に母国のアトレチコ・パラナエンセからリヨンに完全移籍。すぐにチームの主力に定着し、公式戦通算71試合に出場。また、2020年11月にブラジルA代表でデビューを飾り、これまで14試合に出場しているほか、2021年夏には東京オリンピックにも参戦し、全6試合に出場して母国の金メダル獲得に貢献した。
2021年10月にサウジアラビア政府系ファンドの買収によって世界屈指の資金力を手にしたニューカッスルへと移籍すると、すぐさま中心選手としてチームを牽引。今シーズンここまで全6試合に先発出場するなど、同クラブでは通算63試合出場で10ゴール6アシストを記録している。
昨シーズンのプレミアリーグを4位で終え、今シーズンは2002−03シーズン以来、21年ぶりのチャンピオンズリーグ（CL）本大会出場も果たしているニューカッスルで、活躍を続けていることから、他クラブからの関心も噂されているギマランイスだが、ニューカッスルは2026年6月30日までとなっている現行契約の延長を画策していることが明らかになっていた。
そんななか、今回の報道によると、すでにニューカッスルは現行契約から2年延長となる2028年6月30日までの新契約を締結することでギマランイスと口頭合意に至った模様。なお、契約には1億ポンド（約182億円）を超える金額での契約解除条項も付随していると見られているものの、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、同選手自身はクラブを愛しているため、契約延長をできることを嬉しく思っているようだ。
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