ローランド、完全ワイヤレスのギター・アンプ発売 - スマホとの連携も

ローランドは10月14日、低レイテンシーを実現した同社のワイヤレス技術と、アンプとしての高いクオリティを融合した完全ワイヤレス・ギター・アンプ「KATANA-AIR EX」を発売する。


同製品は、2018年に登場した「KATANA-AIR」の上位モデル。ダイナミックなサウンドと本格的なトーン・スタック回路を備えた5つのアンプ・タイプを搭載している。バスレフポートを備えたこだわりの木製キャビネットと、5インチ(12cm)のカスタム・スピーカー×2基の採用により、ステージ・アンプのようなサウンドとレスポンスを実現する。


安定した接続と低レイテンシーを実現するワイヤレス・テクノロジーを搭載。同梱のトランスミッターをギターに接続するだけで、わずらわしいセッティングをすることなくすぐに演奏を始められる。アンプとトランスミッターのペアリングは、トランスミッターをアンプ本体の充電用「ドック」に差し込むだけで完了する。

ステレオの「LINE OUT」端子を備えており、ミキサーなどの音響機器への接続も可能。オーディオ・インターフェイス機能を備えたUSB端子を装備しており、DAWソフトウエアへの出力もできる。オーディオ再生もフルレンジででき、高品位なBluetoothスピーカーとしても使用できる。



同製品の専用アプリである「BOSS TONE STUDIO for KATANA-AIR」(iOS／Android対応)には、音色のエディットに加え、練習に役立つ多くの機能が搭載されている。YouTubeのソングリストの作成、再生速度の変更など設定することも可能。モバイル端末とBluetooth接続をすれば、より緻密な音色のエディットを行える。オンライン・プラットホーム「BOSS TONE EXCHANGE」を経由すれば、ユーザー同士で音色の共有も可能。


価格はオープン。（フォルサ）