現在25歳のホワイトはブライトンやリーズを経て、2021年7月に推定5000万ポンド（当時のレートで約76億円）の移籍金でアーセナルに加入した。初年度は右センターバック（CB）の主力として公式戦37試合に出場すると、昨シーズンはフランス代表DFウィリアン・サリバの復帰に伴い、主戦場を右サイドバック（SB）に変更。プレミアリーグの全38試合でピッチに立ち、2ゴール5アシストを記録する活躍でチームの躍進を支えた。
在籍3年目の今シーズンもここまで公式戦全9試合に先発出場するなど、ミケル・アルテタ監督からの信頼も厚いホワイト。報道によると、クラブ側は同選手のこれまでのパフォーマンスと貢献を高く評価しており、契約期間の延長を画策しているという。ホワイトとアーセナルとの現行契約は2026年6月末までで、満了までは3年弱を残しているものの、クラブは昇給など待遇面の改善を盛り込んだ新たな長期契約を準備中と報じられている。
アーセナルは昨シーズン途中から主力を担う若手選手の引き留めに向けて積極的な動きを見せており、ブラジル代表DFガブリエウ・マガリャンイスや同FWガブリエウ・マルティネッリ、イングランド代表GKアーロン・ラムズデール、イングランド人FWリース・ネルソン、サリバらと次々に新契約を締結。直近では、イングランド代表FWブカヨ・サカ、ノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴーアの“2大エース”も新たな長期契約にサインした。
両者の交渉は間も無く正式に開始される見込みとのこと。『ミラー』によると、ホワイト自身はアーセナルでの現状に満足しており、新たな長期契約にサインする可能性は高いという。
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