アントニーは昨夏、移籍金9500万ユーロ＋500万ユーロ（総額約145億円）でアヤックスから加入。移籍初年度となった昨シーズンは44試合に出場して8ゴール3アシストを記録した。さらなる活躍が期待された今季だったが、現在は元恋人への暴行などの疑いが掛けられており、警察による捜査が行われていることも明らかとなっている。
そんななか、マンチェスター・ユナイテッドは29日に声明を発表。「6月に最初の疑惑が浮上して以来、アントニーはブラジル、イギリス両国で警察の捜査に協力してきた。そして、これからもそうする予定だ」と選手が解決に向けて協力的な姿勢を続けていることを強調しながら、次のように続けた。
「アントニーの雇用主であるマンチェスター・ユナイテッドは、警察の捜査が進む間、アントニーがキャリントンでのトレーニングを再開し、セレクションに参加できるようにすることを決定した。この状況は今後、進展があるまでは引き続き検討されることになる」
「クラブとして、私たちは暴力と虐待行為を非難する。この状況に関係するすべての人々を守ることの重要性を認識しており、これらの申し立てが虐待の生存者に与えている影響を認識している」
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