一昨シーズンにヨーロッパ・カンファレンスリーグを制覇し、昨シーズンにはヨーロッパリーグ決勝に進出したローマだが、今シーズンはここまでセリエAで6試合を終えて勝ち点5（1勝2分3敗）の16位と低迷している。チームを率いるモウリーニョ監督に対して、今夏はサウジアラビアのクラブから高額のオファーが届いたとも報じられたが、同監督はそれを拒否。そんな過去も経ての現状に、同監督は以下のようにコメントしている。
「3ヶ月前、私が去ることはほとんど悲劇として伝えられていた。そして休暇中、私はサッカーの歴史の中で最大かつ最も狂ったオファー受けた。しかし、私はそれを断った。なぜなら私は、選手たちやファン、クラブのオーナーに言葉をかけたからだ。しかしその3ヶ月後、私が問題のように見えるようだ。それを受け入れることはできない」
「サッカー、そして人生でも、複数の要因が噛み合っている。それは勝ったときも同じだ。一人の人間が責任を負っているとは言えない。サッカークラブ、ビジネス、政治構造、教育構造には多くの要因が影響しており、私はそれを知っている。なぜなら、私はその中で働いてきたから。常に複数の要因が絡み合っているんだ」
そしてモウリーニョ監督は「2024年6月30日まで、私はここで毎日戦い、毎日働き続けるだろう。選手たちのために、クラブのために、ファンのために」「私は外部からの圧力を恐れない。スタジアムに入場する際に、ブーイングを浴びることを全く恐れない」とも語り、あくまで前向きな姿勢を示した。
ローマの次戦は1日、ホームで第7節フロジノーネ戦を迎える。
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