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甲府は昨季の天皇杯で見事優勝を果たし、今季クラブ史上初めてのアジアの戦いに臨む。アウェイで行われた第1節メルボルン・シティ戦はスコアレスドロー。貴重な勝ち点1を持ち帰り、初めてのホームゲームを迎える。
甲府を率いる篠田善之監督は「第1節を引き分けて、日本でACL初戦を迎えます。勝利にこだわり、どう勝ち点3をものにできるのか。チーム全員でやっていきたいと思います。簡単ではないですけど、それを乗り越える団結力、集中力、高いモチベーションを持って挑みたい」と意気込んだ。続けて、キャプテンの関口正大も「初めてのACL出場、初めてのホームゲームということで、多くのファン・サポーターが来てくださると聞いています。勝ち点3を取ることによりフォーカスして、やっていきたい」と語った。
今大会に際し『Jサポに告ぐ、#甲府にチカラを』をテーマに掲げ、甲府サポーターのみならず、全Jリーグサポーターに来場を呼びかけている。新宿駅と渋谷駅にポスターを掲載したことでも大きな話題を呼んだ。「『甲府を応援したい！』という方たちが来てくれるという情報は聞いています。本当にありがたいの一言です。期待に応えたい」と篠田監督。関口も「甲府は地元密着クラブで、多くの人たちの支えがあって成り立っています。今回は駅に大きなポスターの張り出しなどの活動を、選手たちも知っているのでそれを力に変えたい。結果で恩返ししたいと思います」と勝利を誓った。
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