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グループHは上位3チームによる混戦模様となっている。バルセロナは開幕3連勝を飾ったものの、敵地に乗り込んだ前節は終始低調な内容でシャフタール（ウクライナ）に完封負け。グループステージ突破を決めることができず、2位のポルトと勝ち点で並び、3位シャフタールとのポイント差も「3」まで縮まった。今節はホームにポルトを迎えての一戦。首位攻防戦で勝利を収め、決勝トーナメント進出を手繰り寄せたいところだ。
試合はボール保持率で勝るバルセロナが序盤から主導権を握る。8分には中盤でのパス交換から右サイドへ展開し、ハフィーニャがカットインから左足を振り抜くも枠を捉えたシュートはGKディオゴ・コスタがセーブ。18分には右に開いたペドリがクロスを供給し、こぼれ球を最後はジョアン・フェリックスが狙ったが、DFにブロックされたシュートは枠の左へ外れた。
30分、左からカットインしたガレーノが横へ流しタレミがボックス手前からシュートを放つ。こぼれ球をガレーノが狙うと、GKイニャキ・ペーニャが弾いたボールをぺぺーが押し込みポルトが先制に成功した。バルセロナもすぐさま反撃に出る。32分、ペドリが左へ大きく展開すると、これをキープしたジョアン・カンセロがドリブルでボックス内へ侵入。最後は右足の狙い澄ましたシュートをゴール右隅に突き刺し、あっという間に試合を振り出しに戻した。
前半の終盤は両チームが決定機を迎える。42分、バルセロナはペドリがGKディオゴ・コスタのパスをカットすると、こぼれ球を拾ったハフィーニャが左足で狙うも惜しくも枠の右へ外れる。対するポルトはその直後、アラン・バレラが巧みなドリブルから最後は左足で狙ったが、ボックス内中央から放たれたシュートはGKペーニャの好セーブに阻まれた。前半はこのまま1−1で終了する。
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56分、バルセロナはフレンキー・デ・ヨングが最前線へロングフィードを供給し、こぼれ球を拾ったカンセロがJ・フェリックスのパスを受けてボックス内左へ侵入。マイナスの折り返しを最後はJ・フェリックスが流し込み、バルセロナが逆転に成功した。その後のバルセロナは選手を入れ替えつつ、何度か惜しいシーンを作っていく。対するポルトは80分、ボックス内へ抜け出したタレミが決定機を作るも相手守備陣の対応に阻まれ決め切ることができない。
試合はこのまま2−1で終了。勝ち点を「12」に伸ばしたバルセロナが1試合を残して決勝トーナメント進出を確定させた。対するポルトは他会場で勝利したシャフタールと勝ち点「9」で並んだものの、得失点差で2位の座を守っている。次節は現地時間12月13日に行われ、バルセロナはアウェイでロイヤル・アントワープ（ベルギー）と、ポルトはホームでシャフタールと対戦する。
【スコア】
バルセロナ 2−1 ポルト
【得点者】
0−1 30分 ぺぺー（ポルト）
1−1 32分 ジョアン・カンセロ（バルセロナ）
2−1 57分 ジョアン・フェリックス（バルセロナ）
【動画】カンセロ＆J・フェリックスが躍動！
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