今季から京都でプレーしていたパトリック [写真]=金田慎平 京都サンガF.C.は30日、ブラジル人FWパトリックとの契約が2023シーズン限りで満了となることを発表した。
1987年10月26日生まれで現在36歳のパトリックはセンターフォワード(CF)を主戦場とするプレーヤー。ヴァスコ・ダ・ガマやアトレチコ・ゴイアニエンセや母国のクラブを転々とし、2013年1月に川崎フロンターレへレンタル加入。ヴァンフォーレ甲府やフォルタレーザを経て翌年夏にガンバ大阪に加入すると、前線の主軸として得点を量産し、チームの3冠達成に大きく貢献した。
その後は母国のクラブやサンフレッチェ広島、G大阪でプレーした後、今年1月に京都へ完全移籍で加入。今シーズンはここまで明治安田生命J1リーグで31試合出場10ゴール2アシスト、YBCルヴァンカップで2試合出場、天皇杯で1試合出場という成績を残している。
今シーズン限りで京都を退団することとなったパトリックは、クラブ公式サイトを通じて次のようなコメントを発表している。
「私に京都でプレーする機会を与えてくださったチーム、強化、コーチ陣、全ての職員の方に感謝しています。本当に良くしてくださいました。短い期間でしたが、チームに貢献するため、自分のできる限りのトライをしたと思います!」
「自分が良い時も悪い時も、いつも支えてくださったサポーターの皆さんにも感謝していますし、皆さんからいただいた声援は私の心にずっと残っていきます。京都がさらなる高みへ行き、より大きな目標を達成できることを応援しています。本当にありがとうございました!!」