株式会社シーソーゲーム代表取締役会長兼CEOの瓜生憲氏は「斎藤氏に求めるのはイノベーション。我々が今後スポーツ業界でイノベーションを展開していくために、リーダーシップをとっていくために我々は今回、彼に旗振りをお願いしたいということで、就任をお願いしました」と斎藤氏の取締役兼CIO就任の経緯を説明した。
斎藤氏は「僕自身は野球選手を引退してから株式会社斎藤佑樹を立ち上げ昨日で2年が経ちました。野球未来づくりというビジョンづくりを掲げる中で、今日から3年目。シーソーゲームの皆さんとタッグを組むことで、スポーツ全体に対して様々なアクション、イノベーションを起こしていきたいと考えています」と意気込み、「今回就任するにあたり、会長の瓜生さんとたくさん話をしてきました。瓜生さんのスポーツに対する考え、アスリートに対するリスペクト。心から本当に共感できました。そんな思いでシーソーゲームと一緒に僕自身の3年目を進んでいきたいと思います」と続けた。
斎藤氏の取締役就任により、斎藤氏からの提案によるアスリートのネクストキャリアのための取り組みや、AIを活用した少年野球メディア事業などの新サービス展開を図っていく。
斎藤氏は少年野球の魅力について「みんなである目的のために協力して力を合わせてやること。教育的側面も含め、すごく僕はやってきてよかったなと思いました。少年野球の時の思い出って今でもすごく強く残っていますし、あの頃の記憶があったから僕も長く野球選手として人生を全うできた。その中で、監督、コーチに褒められて嬉しかったことや、親から叱られて、もっと頑張ろうと思ったことたくさんあります。その中でも地元の小さい記事ですけど、自分のことを書いてもらってすごく嬉しくて、今でもその記事をファイリングして大事にとってある。僕にとって今でも宝物ですし、そういう風に注目されることとして、野球少年としてはすごく嬉しかった。そんな思いでサービスを提案させていただきました」と語った。
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斎藤氏は早稲田実高のエースとして、3年夏に甲子園優勝し、ハンカチで汗を拭うことから“ハンカチ王子”として注目された。高卒ではプロへは進まず、早稲田大に進学し大学4年秋のドラフトで日本ハムから1位指名を受けプロ入り。1年目に6勝、2年目に開幕投手を務めるなどし、21年限りで現役を引退した。引退後の同年12月に自らの会社・株式会社斎藤佑樹を設立。「野球未来づくり」を掲げ、現在様々なプロジェクトの実現に向けて取り組んでいる。
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