岩本氏「いつでも塁に出て引っ掻き回すぞ」日本ハム・劇的サヨナラ呼び込んだ立役者とは?

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2024年05月13日 06:23  ベースボールキング

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日本ハム・五十幡亮汰 (C) 産経新聞社
◆ 二ゴロの場面でのサインは?「新庄監督のインスタでは…」

 今季2度目の同一カード3連勝を狙う日本ハムは12日、ロッテ相手に3点差を逆転し、6x−5で劇的なサヨナラ勝利を収めた。打線は9回、先頭の3番郡司裕也が安打で出塁すると、4番マルティネスの適時三塁打で1点を返す。代走に五十幡亮汰が起用され、なおも無死三塁の場面で5番田宮裕涼の二ゴロが相手の失策を誘い、一・三塁と好機を拡大。6番・万波中正が四球で繋ぎ満塁となり、この日誕生日を迎えた8番代打・伏見寅威が値千金の同点適時打を放つ。そして最後は9番水野達稀がサヨナラ適時打を決めた。
 
 日本ハムの今季の強さを象徴する大逆転劇に、12日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』でも大きな注目が集まった。

 岩本勉氏は、勝利の鍵を握った代走・五十幡の存在を取り上げ「偶然ローカルの中継で映像がずっと流れていたが、マルティネスの打席で、すでにベンチの最前列に五十幡が立っていた。これは首脳陣の指示ではなく、五十幡のいつでも塁に出ますよ、引っ掻き回しますよというアピールだったと思う。それでロッテバッテリーは少し慌てたように見えた」と分析。

 続く田宮の打席で、ゴロでも本塁突入のサインが出ていたとも考えられたが、岩本氏は「新庄監督はインスタグラムで、ゴロでは突入しないというサインがだったと明かした。だから五十幡は全く動いていない。後続にも調子の良い打者たちがいたので、抜けてから突入という指示だった」と否定。二ゴロで生還できなかった結果に、新庄監督が頭を抱えた様子もあったが「ゴロでも本塁生還できたか、という表情だった」と捉えた。
 
 一連のプレーでの五十幡が放ったプレッシャーに「昨年のWBCでの周東佑京を思い出す存在感だった」と絶賛した。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

このニュースに関するつぶやき

  • 確かに今年は五十幡選手が居てくれるのも有難いですね。昨年迄なかなか怪我し続けて本人も悔しい思いをしていたでしょうから今年は1年間居れると良いですね
    • イイネ!1
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