老舗デニムブランド「クロースド」が2025年春に本格上陸　豊田貿易が総代理店契約を締結

　アパレル専門商社である豊田貿易が、デニム製品を主に扱うアパレルブランド「クロースド（CLOSED）」を展開するクロースド ゲーエムベーハー（CLOSED GmbH）社と、日本市場における総代理店契約を締結したと発表した。今回が本格的な初上陸で、2025年春から取り扱いを開始する。

　クロースドは「イタリア製の高品質なハンドメイドのジーンズブランド」として、1978年にフランス人のマリテ・バシェレリー（MARITHE BACHELLERIE）とフランソワ・ジルボー（FRANCOIS GIRBAUD）の2人がイタリアで設立。創業時に考案したコレクション「ペダルプッシャー（PEDAL PUSHER）」は革新的なイタリア製デニムとして1980年代に世界的人気を博した。2001年にドイツに拠点を移し、イタリアの優れたクラフトマンシップを融合したドイツのデザインチームがディレクションを担い、デニム製品を製作している。
　同社は、クロースドの本格上陸における認知拡大や価値向上を促進するとともに、百貨店や専門店、セレクトショップなどの幅広い販路の開拓を目指す。本格上陸時のデニムの価格帯は税込3万〜6万円を予定。販路は現時点で未定となっている。