ヘリ不時着、3人けが=遊覧飛行中、命に別条なし―熊本

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2024年05月13日 15:31  時事通信社

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時事通信社

 13日正午ごろ、熊本県阿蘇市黒川で、遊覧ヘリコプターの運航関係者から「ヘリが上空でエンジン停止して不時着した」と119番があった。県警などによると、パイロットの男性(57)と、乗客の30代の男女が骨折などのけがをしたが、命に別条はない。運輸安全委員会が事故原因などを調べている。

 運輸安全委や消防などによると、ヘリは午前11時40分に同市黒川の動物園「阿蘇カドリー・ドミニオン」のヘリポートを離陸。戻って着陸しようとした際、機体後方から異音がし、エンジンの回転数が低下したため、高齢者施設「みやま荘」近くの空き地に不時着した。周辺住民などにけがはなかった。

 同園によると、乗客が乗っていたのは阿蘇山の火口を上空から眺める約7分の遊覧コースだった。ヘリを運航する匠航空(岡山市)によると、パイロットの男性はベテランで、森岡匠代表は「操作ミスとは考えにくい」と話した。 
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