不倫相手は夫の兄。“ラブホ”から“自宅”にエスカレートして「本能が止められない」

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2024年05月14日 16:21  日刊SPA!

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※写真はイメージです(Photo by Adobestock)
 こんにちは、恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラーの堺屋大地です。
 筆者はLINE公式サービスにて、年間約1000件のペースでチャット恋愛相談を受けています。また知人経由で対面の相談を受けることも多く、性別・年齢問わずさまざまな方の恋のお悩みをうかがってきました。

 LINEで恋愛相談を受けるようになり6年経ちましたが、カウンセリングを始めたばかりの当時、一番驚いたのが不倫関連の相談件数の多さ。

 筆者への相談の3割ほどは不倫に関するお悩み。表立ってはわからないだけで世の中にはごまんと不倫カップルがいるということは、なかなかショッキングでした。

 それほど多くの不倫恋愛がありますので、なかには「事実はセクシービデオよりも奇なり」なエピソードもちらほら。今回ご紹介する千晴さん(30歳・仮名)は3年前に結婚して夫と二人暮らしですが、彼女の不倫相手はなんと……。

※この記事は本人の許可を得て掲載しています。ただし、プライバシー保護のため実際のエピソードから一部変更しています。

◆不倫相手は5歳年上の“夫の兄”

 千晴さんは5年前、地元仲間との飲み会で出会った同い年の慎二さん(仮名)と交際開始し、3年前にゴールイン。夫婦仲は「よくも悪くもない」そうです。そんな彼女の不倫相手は……。

「慎二の5歳年上の兄の一輝君(仮名)と不倫しちゃってるんです。二人で会って関係を持ち始めたのは結婚してわりとすぐのこと。慎二に対しての罪悪感はあるんですがなかなかやめられないんですよね」

◆実は大学時代に関係を持っていた

 なぜ結婚後すぐに浮気してしまったのか? それには驚きの理由がありました。

「実は私、大学生時代に一輝君と知り合ってて……というか男女の関係になってまして。だから一輝君と慎二は“穴兄弟”なんですけど、順番通りに“兄”は一輝君なんです(笑)。きっかけはただのナンパ。女友達とカラオケ行った帰りに一輝君たちが車で声かけてきて、そのままドライブ行って、その日のうちにラブホお泊りしてたんですよ。それからは一輝君と二人でちょくちょく会うようになって、そういう関係が3カ月ぐらい続いてたかな。ただお互い遊びのつもりだったから正式に付き合うことはなくて、なんとなく連絡も取らなくなって。……って感じで関係は終わってて、再会したのが慎二と結婚する前の両家顔合わせのときだったんですよね」

◆両家顔合わせの日に驚きの再会

 ちなみに一輝さん・慎二さんの本名は、日本に多い苗字ランキングのトップ10に入るような性だったため、まさか兄弟だとは思いもよらなかったとのこと。

「顔合わせのときにお互いすぐに気付きましたけど、ソッコーでアイコンタクトして初対面のフリを貫きました。それは今も続けてて、“初めて会ったのは両家顔合わせのとき”というのが親戚間でのオフィシャルです。で、私たちが結婚してしばらく経った頃に、一輝君がこっそりインスタでDMしてきて『また二人で会おうよ』って。一輝君も結婚してて小学生の子どもがいるのに、全然昔と変わらずチャラいままなんだって思いましたね。まぁホイホイ会いに行っちゃう私も私で、それから月1ぐらいのペースで会ってるんです」

◆エスカレートする義兄の要求とは

 しかし最近、千晴さんは一輝さんとの関係を辞めようか悩んでいるんだとか。その理由は?

「だんだんエスカレートしていってリスキーすぎるんですよ。まず関係が再開した頃はちゃんと避妊してくれてたんですけど、何カ月か経ったぐらいからコンドームを付けてくれなくなって。私が『もしできちゃったらどうするの?』って責めても、『兄弟だからバレないでしょ』っていう無理筋すぎる謎の言い訳してくるんです。あとは最初のほうはラブホに行っていましたが、ホテル代が惜しくなったのか、だんだん彼の車のなかですることが増えていって。で、それがさらにエスカレートして、今では彼の家に呼ばれるんですよ」

◆「千晴ちゃん、一人で来たの?」

 “彼の家”とは一輝さんが妻子と暮らすマンションのこと。もちろん奥さんもお子さんもいない時間帯を選んでいるそうですが……。

「平日昼間に彼の家にいて、関係を持っている真っ最中に子どもが帰ってきちゃったことがあったんです。その日は学校が早く終わる日で彼がそれをちゃんと把握してなかったんですよ。その一輝君のマンションには慎二とたまに遊びに行っていたし、私は行為中の声は小さいほうなので、小学校低学年にはなにもわかってないと思います。でも彼の子から『千晴ちゃん、今日は一人で来たの?』って聞かれたときは、背中の冷や汗がドバドバでしたよ」

◆スリルでめっちゃ興奮しちゃう

 とはいえ、だったら不倫相手の家になんて行かなければいいのでは? という話なのだが、自分の感情をコントロールできないんだとか。

「認めざるをえないんですけど、私も変態なんだと思います。避妊してくれないことは、理性では絶対にいけないことだってわかってるけど、ダメだよダメだよって思うほど快感が増すんです。一輝君の家に行っちゃうのもバレたら終わりだってわかってるのに、そのスリルでめっちゃ興奮しちゃうんですよ。……こうやって客観的になっているときは、ガチでヤバいことしてるって理解してるんですけど、性欲に負けて本能が止められないんです」

——千晴さんはいまだに一輝さんと月1ペースで密会を続けているそうです。一日でも早く不倫関係を解消して平穏な日々を取り戻してほしいものですが、彼女はもう“平穏な日々”では満足できないカラダになっているのかもしれません。

<文/堺屋大地>

【堺屋大地】
恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。現在は『現代ビジネス』、『文春オンライン』、『smartFLASH』などにコラムを寄稿。LINE公式サービス『トークCARE』では、カウンセラーとして年間で約1500件の相談を受けている。X(旧Twitter):@SakaiyaDaichi

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