大東建託株式会社は、5月15日、「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2024」「いい部屋ネット 住みたい街ランキング2024」を発表。東京都居住の男女、合計10万5,870名を対象にアンケート調査を実施し、結果を集計した。
駅別の街の住みここちについては、トップ3いずれもが2年連続・同位でのランクイン。1位は世田谷区に位置する東急世田谷線・松原駅、2位は中央区に位置する東京メトロ日比谷線の築地・新富町エリア(築地・東銀座・築地市場・新富町の近隣4駅を統合)、3位は港区に位置する表参道(東京メトロ銀座線)となった。
トップ10内では、5位に茗荷谷(東京メトロ丸ノ内線)(昨年17位)、7位に新宿御苑前(東京メトロ丸ノ内線)(昨年16位)、10位に麻布十番・赤羽橋の近隣2駅を統合した麻布十番エリア(昨年14位)が昨年から順位を上げてランクインした。
自治体別の住みここちトップ2は6年連続で、1位が中央区、2位は文京区。3位には港区がランクインした。トップ20内では、18位に練馬区(昨年21位)、19位に西多摩郡日の出町(昨年24位)が昨年から順位を上げてランクインしている。
住みたい街(駅)の1位は、武蔵野市に位置するJR中央線の吉祥寺駅。6年連続の1位となった。2位は、新宿・新宿三丁目・西武新宿・都庁前・新宿西口の近隣5駅を統合した、新宿エリア。3位には、神奈川県横浜市に位置する横浜駅がランク入りした。
住みたい自治体は、1位が武蔵野市で2位が港区。3位は、2年連続で渋谷区という結果になった。「住みたい街(自治体)」は、東京都在住者が全国の自治体を対象に住みたい街を選んだが、4位は世田谷区、5位は杉並区で、トップ5は全て東京都の自治体となっている。
本調査における住みここちランキングは、2020〜2024年の5年分の回答を累積して集計。ただし、各集計対象の自治体・駅の人数が2020〜2024年の累計人数では規定に満たない駅・自治体(駅は回答者数30名未満、自治体は回答者数50名未満)に居住している回答者のみ2019年の回答も累積している。回答者に重複はなし。
駅を対象とした住みここちランキングは、駅徒歩15分以内に居住している回答者が30名以上の駅を、自治体の住みここちランキングは回答者50名以上の自治体を対象に集計している。
住みたい街のランキングは、東京都居住者の2024年の回答を首都圏内の駅を対象にしてランキング集計したものと、東京都居住者の2024年の回答を全国の自治体を対象にしてランキングを集計した結果を反映している。(岩木華子)