攻守で"二刀流"日本バレー新鋭の高橋藍が『情熱大陸』に出演 最高峰リーグでの挫折と手応えを追う

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2024年05月17日 16:45  ORICON NEWS

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19日放送『情熱大陸』に出演する高橋藍 (C)MBS
 世界最高峰のバレーボールリーグで活躍する高橋藍(22/※高=はしごだか)が、19日放送のMBS・TBS系『情熱大陸』(後11:00)に出演する。

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 「おはようございまーす!」。密着初日、あまりに爽やかで屈託のない笑顔で現れた青年に、少し驚いた。世界最高峰のバレーボールリーグ、イタリア・セリエAのモンツァで活躍する高橋。その日に少し会話しただけの取材チームを夕食に誘ってくれるほど気さくで、人との間に壁を作らない柔和な性格の持ち主だ。「本当に世界で戦うトップアスリートなのか?」と勘ぐるほどだが、その思いはすぐに消え去る。

 コートに立つとその表情は一変。驚異的な跳躍力と計算された多彩な攻撃で次々に点を重ね、雄叫びをあげる。スパイクだけでなくレシーブも一級品。中学時代に守備専門のリベロとしてチームを支えた才能を活かし、守りでも要となっている。いうなればバレー界に現れた"二刀流"だ。

 大学を卒業したばかりの22歳は単身イタリアに渡り3シーズン目。確かな手応えを感じつつある一方、高い壁にもぶち当たっていた。2023年最後の試合。エースとして活躍していた高橋は徹底的にマークされ調子が上がらず、シーズン初の途中交代を喫していた。チームも敗れ自問自答、ここからどう巻き返すのか。その後プレーオフを勝ち上がり、日本人として19年ぶりにファイナル進出を果たすまでの闘いを追った。

 世界各国の有力プレーヤーが集うイタリアでも、高橋の人気は圧倒的だ。試合後にはサインを求める列ができるが、必ず1人残って丁寧に対応していた。そこにあるのは、競技への感謝とその人気を自分が押し上げる、という強い責任感だ。「バレーボールが恋人」と言い切る22歳は、どこまで高く跳び上がるのか。

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