半兄に砂の実力馬ユティタム 金子真人オーナーのパカーランが連勝なるか

　先月のオアシスSを制したユティタムの半弟となるパカーラン(牡3、栗東・藤原英昭厩舎)が、日曜京都6Rの3歳1勝クラス(ダ1800m)で連勝を狙う。

　パカーランは父イスラボニータ、母ジペッサ、母の父City Zipの血統。母は17年の米G1ファーストレイディSの覇者。半兄のユティタムは昨年の青竜S、今年4月のオアシスSを制し、重賞タイトルが手の届くところに来ている。

　ここまで3戦1勝。デビューからの2戦は5着、3着と物足りない内容だったが、3戦目となった前走の未勝利(阪神ダ1800m)で初勝利。時計、勝ちっぷりともに上々だったので、使いつつ力を付けていることは間違いない。

　今回は昇級戦となるが、これといった抜けた馬がいないメンバー構成だけに、十分に通用しそう。今後に向けて、期待が膨らむような走りを期待したい。