1年前と比べるだけでも「値上げで生活が苦しい」7割以上 旅行をあきらめる、貯金ができない…生活が変わったと感じる1位は?

4

2024年05月21日 11:40  まいどなニュース

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

まいどなニュース

7割以上が「昨春より生活が苦しい」 ※画像はイメージです(kapinon/stock.adobe.com)

2022年から続く“値上げの春”。BRITA Japan株式会社(東京都中央区)が実施した「値上げによる家計への負担や節約」に関する調査によると、値上がりによる生活への影響は「外出を控えるようになった」が最多となりました。みなさんは、どのような生活防衛策をとっているのでしょうか。

【調査結果】値上げでどんな影響が…多かった答えの1位は?

調査は、全国の20〜60代の男女659人を対象として、2024年4月にインターネットで実施されました。

その結果、全体の94.1%の人が「昨春よりさらに商品やサービスの値上がりを感じている」と回答。さらに、73.9%の人が「昨春よりさらに生活が苦しくなっている」と感じていることが分かりました。

続けて、「身の回りのモノやサービスの値上げによる生活への影響」について複数回答可で答えてもらったところ、「外出を控えるようになった」(41.7%)、「貯金ができなくなった」(38.0%)、「自炊するようになった」(34.3%)といった回答が上位に並びました。

そのほかでは、「物を大切にするようになった」といったようなポジティブな意見もみられたものの、「趣味をやめた」「結婚や出産を諦めた」などの悲痛な声も寄せられたといいます。

次に、2022年から現在までに「賃上げ(基本給の底上げ、ベースアップ)されましたか」と聞いたところ、半数以上の53.9%が「賃上げされてない」と回答。一方、賃上げされた人(46.1%)に「賃上げ幅」を教えてもらったところ、57.7%が「1%〜5%未満」と回答しており、賃上げ率が値上がり率に追いついていない現状がうかがえました。

そこで、昨今のモノやサービスの値上がりに対して、「生活防衛策を講じたことがありますか」と聞いたところ、52.8%の人が「ある」と回答。具体的には「節約」(71.6%)、「ポイ活」(38.0%)、「株式投資」(29.3%)といった内容が上位に挙がりました。

また、生活防衛策として最も多かった「節約」について、「どんな節約をしたいですか」と聞いたところ、「手軽にできる節約」(64.3%)や「少しずつだが継続できる節約」(48.7%)などに回答が集まったそうです。

   ◇  ◇

【出典】
▽BRITA Japan調べ

動画・画像が表示されない場合はこちら

このニュースに関するつぶやき

  • 給料明細に「これだけ減税されてるよ!」と書くのが義務化されたらしいけど、ここ数年の物価上昇がものすごいので減税なんて…
    • イイネ!6
    • コメント 2件

つぶやき一覧へ(2件)

前日のランキングへ

ニュース設定