レアル加入が迫るエンドリッキ…すでに“白い巨人”の自覚あり!「欧州王者になることが義務である」

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2024年05月23日 20:25  サッカーキング

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レアル・マドリードへの加入が目前に迫るエンドリッキ [写真]=Getty Images
 パルメイラスに所属するブラジル代表FWエンドリッキが、今夏の加入が内定しているレアル・マドリードや自身のキャリアについて言及した。23日、スペイン紙『アス』のインタビューでコメントしている。

 現在17歳のエンドリッキは、2016年に9歳でパルメイラスの下部組織に入団。2022年5月にプロ契約を締結すると、7月にはトップチームデビューを果たした。以降は、クラブの最年少出場記録や最年少得点記録を更新し、同年12月に18歳を迎える2024年からのレアル・マドリード加入が内定。2023年11月には史上4番目の若さでブラジル代表デビューを飾り、2024年3月にイングランド代表戦とスペイン代表戦で、ペレ氏に次いで同国代表2人目となる17歳以下での2試合連続ゴールを達成した。

 ブラジルが生んだ新たな超新星は、6月に開幕するコパ・アメリカ2024を経て、いよいよレアル・マドリードに合流する。すでに2回に渡り本拠地『サンティアゴ・ベルナベウ』に訪れた経験を持つエンドリッキは、将来の所属クラブである“白い巨人”について、「世界最大のクラブを体験することは、サッカーを愛する者にとっての夢だ。選手にとってだけではない」と述べつつ、「僕にとって、それは夢の実現だった」と加入の喜びを口にしている。

 また、「マドリードにいる以上、欧州チャンピオンになることが義務であることは理解している」と早くもメガクラブの一員としての自覚を告白。続けて、「チャンピオンズリーグは、マドリードが常に意識している大会であり、チームはそれ以外の目標を持ってシーズンを始めるべきでない」と自身の見解を明かした。

 さらに、注目が集まる将来的なバロンドール受賞に対しては、「バロンドールは数年間タイトルという形で成功を収めてきた結果であり、僕はそのために努力するつもりだが、それがメインではないことはわかっている」と主張。「常にクラブが主役だ」とチームファーストの考えを強調している。

 なお、バルセロナやパリ・サンジェルマンではなく、レアル・マドリードへの加入を決めた訳を問われた際には、「選択の余地はなかった。マドリードは常に夢だった」とコメント。「何も選ぶ必要はなく、ただ夢を実現しただけなんだ」と理由を語った。
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