歌手で俳優のGACKTが23日よる、自身の公式Xを更新。話題の退職代行サービスに理解を示しつつ、利用者の心境に対しては疑問を述べた。
■ 「良くも悪くも時代は変わる」
同サービスのポストを見たというGACKTは、実情に触れながら「『自分がしてきた不自由』、『変えられなかった嫌な習慣』を、そのまま下の人間にも強制していくと俗に言うブラック企業とも呼ばれるようになる」と指摘。
「良くも悪くも時代は変わる」と続けると、「古き良き時代を生きてきた人たちには納得できないこともあるのはわかるが、時代、教育制度、家庭環境によって、新しい考え方を持った新人はどんどん出てくる」とつづる。
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■古い世代への提言も
その後も、こうした先人に「自分が我慢したんだからオマエも我慢しろだけでは、この問題は解決しない」と指摘。
だが、言いっぱなしではなく「本当に必要なのは改善するために何が必要なのかを熟考し実践していく柔軟性」「それができれば会社は良くなるし、残った従業員も幸せになる」とGACKTなりの改善策も示した。
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■利用者には率直な疑問
しかしここからは、「ボクは精神的に弱い者たちが増えたなと思う一方で、時代がそうならそれに合わせたサービスもまた必要なんだろうとも思う」と、理解を示しつつ現代人が脆くなったとの私見も。
さらに続けて、「自分で退社を伝えられないことには正直、疑問を感じる」と明言。
「辞めるって決意を伝えられずに、逃げていいのか」「そこでの衝突も苦労も、人生の1ページだと、成長へのきっかけだと感じるからだ」との厳しいエールも送った。
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■フォロワーからもさまざまな反応
最後も、「『変な時代になった』という居心地の悪い想いが胸に残るが、これもまた時代の変化なんだろう」と、仕方ないと思う反面違和感もつづったGACKT。
単純な善悪では語れない問題に、フォロワーからも「逃げ癖ついちゃうと何やっても続かないよ」「何度辞めると言っても、聞き入れて頂けない会社もあるんですよ。仕方なく代行を使う人もいます」「『変な時代』しっくりきた」などとさまざまな意見が寄せられた。
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■ 【ポスト】「これもまた時代の変化なんだろう」
退職代行サービスのポストを見た。
退職代行サービスが電話をかける企業には、代行会社に対して高圧的な態度を取る企業も多い。
「自分がしてきた不自由」、「変えられなかった嫌な習慣」を、そのまま下の人間にも強制していくと俗に言うブラック企業とも呼ばれるようになる。…
— GACKT (@GACKT) May 23, 2024
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(文/Sirabee 編集部・玉山諒太)