アイスコーヒー「レイコー」呼びは関西でも少数派、若い世代はほとんど使わず - UCC調査

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2024年05月24日 20:11  マイナビニュース

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UCC上島珈琲は5月22日、「アイスコーヒーに関する実態調査」の結果を発表した。調査は2024年4月26日〜5月1日、関東圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)及び関西圏(大阪府、京都府、兵庫県)在住の20代〜60代の男女600名を対象にインターネットで行われた。

○「コーヒーをよく飲む場所」は男女ともに「自宅」が1位



「コーヒーをよく飲む場所」については、男女ともに大きな支持を持って「自宅」が1位(男性:89.3% 女性:96.3%)となった。「自宅」に次ぐ回答としては、男性は「職場や学校」で飲むと答えた人が58%だったのに対し、女性は「カフェや喫茶店」と答えた人が48.7%と、次点では男女でコーヒーの飲用シーンが異なることがわかった。


また、「ホットコーヒーとアイスコーヒーどちらを飲むことが多いか」という質問については、全体の約4割にあたる37%の人が「どちらかというとアイスコーヒーの方が多い、アイスコーヒーの方が多い」と回答した。なかでも20代は51.7%が「どちらかというとアイスコーヒーの方が多い、アイスコーヒーの方が多い」と回答し、過半数を超えることがわかった。


○アイスコーヒーを自分で淹れない理由は?



普段飲んでいるコーヒーについて最も多いものを調査したところ、ホットコーヒーは「自分で淹れたもの」と答えた人が61.4%と、「自分で淹れたおうちコーヒー」を楽しむ人が過半数を占める結果となった。一方で、アイスコーヒーについては「自分で淹れたもの」と答えた人は32.3%とホットコーヒーの半分にとどまり、アイスコーヒーは自分で淹れるよりも既製品や、コーヒーマシン、カフェで楽しまれることが多いということがわかった。アイスコーヒーを自分で淹れない理由としては「面倒に感じる」が1位で47.5%、「淹れ方がわからない」が2位で34.8%だった。


○アイスコーヒー、関東は「ブラックで飲む」派が約5割、関西は4割弱

「アイスコーヒーに求めるもの」については男女ともに1位は「すっきりさ」(51%)となった。次点では、「コク」(34.5%)、「やわらかい口当たり」(31.7%)が続く結果となり、特に女性は「やわらかい口当たり」を求める人が39%と高い傾向となった。



好きなアイスコーヒーの飲み方については関東と関西で地域差が見られ、関東在住の人は「ブラックで飲む」派が48%であったのに対し、関西では38.7%となり、関東の方がブラックを好む人が多いことがわかった。


○関西圏で親しまれる「レイコ―」呼びは絶滅危惧種!?



関西圏では「レイコ―(または「冷コー」「レーコー」)」という名称で親しまれるアイスコーヒーだが、この呼び方を「知っている」と回答した人は関西では80.3%、関東でも63.3%となり、関西の方が認知度は高かったものの、関東でも過半数の人が知っていることが明らかになった。関西での回答を詳しく見てみると、関西在住の50~60代では90%以上が「知っている」と回答したのに対し、20代の回答は65%と、やや認知度が下がっていることもわかった。


また、「使ったことがある呼び方」を調査したところ、関西在住の60代の70%が「レイコ―」と回答した一方、30代では20%、20代では11.7%と若い世代では「レイコ―」使用者は減っていることもわかった。さらに「最も頻繁に使う呼び方」で「レイコ―」と答えた人については、関東在住にはおらず、関西在住であっても60代の10%と大きく落ち込み、30代では1.7%、20代は0%と若い世代ではほとんど使用者がいないことがわかった。また、親しまれる呼び方として、「レイコ―」だけでなく、「コールコーヒー」、ミルクを入れたコーヒーを「ミーコ―」と呼ぶ人もいることがわかった。


UCC上島珈琲調べ(Yumi's life)

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