爆笑問題、TARAKOさんお別れ会に“複雑”な思い さくらももこさん死去を重ねる

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2024年06月15日 14:01  ORICON NEWS

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TARAKOさんのお別れ会『TARAちゃんありがとうの会〜たいせつなきみへ〜』=爆笑問題 (C)ORICON NewS inc.
 テレビアニメ『ちびまる子ちゃん』(毎週日曜 後6:00/フジテレビ)で、主人公・まる子の声優を務めてきたTARAKOさんのお別れ会『TARAちゃんありがとうの会〜たいせつなきみへ〜』が15日、東京・TFT HALL 1000で開催された。参列したお笑いコンビ・爆笑問題の田中裕二、太田光が別れを惜しんだ。

【写真】太田光代氏も参列 笑いと涙のTARAKOさんお別れ会

 爆笑問題は『ちびまる子ちゃん』のエンディングテーマ「アララの呪文」(2004年)でTARAKOさんとコラボ。作詞は、漫画原作者のさくらももこさんが担当した。

 太田は「別々に歌を録ったんですけど、TARAKOさんの歌が乗った瞬間に、我々の歌がバックコーラスになったような感じで。こんなにもプロの声優、歌手の方の声はすごいのかと思いました」とレコーディングを振り返った。

 続けて「最後にTARAKOさんとお会いしたのは、さくら先生のお別れ会。それまでずっと実感が沸かなかったんですけど、TARAKOさんの弔辞を聞いたときにジーンと来て、あ、本当に亡くなってしまったんだと実感できたんです」と言う。

 そしてこの日のお別れ会について「ちょっと不思議なんですが、『もう何回やるのよ』という気持ちになるんです。何ていうのかな…さくら先生とまるちゃんとTARAKOさんって1つなんです。イメージが一緒なんですよ。だから、もうさくら先生のときに1回やったじゃんって思ってしまう」と悲しみを吐露した。

 田中も「本当に混乱しちゃうくらい同一化しちゃうんですよね」と同意し、「さくら先生もTARAKOさんも同世代ですし、我々のデビューも1988年で、『ちびまる子ちゃん』がスタートするのとほぼ同じ時期だった。実写版にも少し出させていただきましたし、そういった縁のある作品でご一緒した年齢の近い役者さんということで、ショックが大きいです」としみじみ伝えた。

 献花は一般のファンも対象で、午後2時から4時まで受け付ける。

 TARAKOさんは1981年、アニメ『うる星やつら』で声優デビュー。83年には、シンガーソングライターとしてデビューした。90年より『ちびまる子ちゃん』で主人公のまる子役を務め、代表作は『まじかる☆タルるートくん』(タルるートくん)、『甲虫王者ムシキング 森の民の伝説』(チビキング)など。96年、演劇集団WAKUを主宰し、舞台の脚本・演出を手がけた。

 アニメ以外の声の仕事も精力的で、『女神のマルシェ』(日本テレビ)、『しあわせ家族計画』(TBS)、『銭形金太郎(テレビ朝日)など各局のテレビ番組のナレーションも多く務めてきたほか、明治乳業、バンダイ、森永製菓、ケーズデンキなど各企業のCMナレーションも担当した。


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