塩田千春が出身地の大阪で16年ぶりの大規模個展開催　コロナ禍で意識した他者との「つながり」をテーマに作品を展示

　アーティストの塩田千春が、大規模個展「塩田千春　つながる私（アイ）」を大阪中之島美術館で開催する。会期は9月14日から12月1日まで。

　同展は、現在ベルリンを拠点に国際的に活動し、「生と死」という人間の根源的な問題に向き合いながら作品を通じて「生きることとは何か」「存在とは何か」を問い続けてきた塩田が、出身地の大阪で開催する16年ぶりの大規模個展として企画。コロナ禍の経験によって意識した他者との「つながり」に、3つの“アイ”として「私／I」、「目／EYE」、「愛／ai」を通じてアプローチすることで、鑑賞者がさまざまな「つながり」に思いを巡らすきっかけとなるような展示内容にするという。
　会場では、塩田の代名詞である糸を使った大規模なインスタレーション作品6点を中心に、絵画やドローイング、立体作品、映像など、多様な手法を用いた作品を披露。「つながり」をテーマに一般から寄せられたメッセージを用いたインスタレーション作品の展示も予定している。

■塩田千春　つながる私（アイ）会期：2024年9月14日（土）〜12月1日（日）会場：大阪中之島美術館 5階展示室所在地：大阪府大阪市北区中之島4-3-1開場時間：10:00〜17:00（入場は16:30まで）休館日：月曜日、9月17日（火）、9月24日（火）、10月15日（火）、11月5日（火）※9月16日（月・祝）、9月23日（月・祝）、10月14日（月・祝）、11月4日（月・祝）は開館主催：大阪中之島美術館、MBSテレビ、朝日新聞社協賛：ダイキン工業、DNP大日本印刷、竹中工務店、ハマナカ、リーガロイヤルホテル（大阪）展覧会公式サイト