三井不動産、グルメ取り寄せサービス「mitaseru」を強化 30年に事業規模50億円を目指す

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2024年06月27日 05:21  ITmedia ビジネスオンライン

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三井不動産が新会社を設立し、取り寄せサービス「mitaseru」を本格始動する(出所:プレスリリース、以下同)

 三井不動産(東京都中央区)は、取り寄せサービス「mitaseru」を本格的に事業化すると発表した。同サービスの運営を行う企業としてmitaseru JAPANを新たに設立し、2026年に100店舗の参加、2030年に事業規模50億円を目指す。


【調査結果】「mitaseru」の事業モデルイメージや、新たに追加した4店の商品


 mitaseruは2023年4月にローンチしたサービス。名店のメニューをレシピ通りに専門の料理人が調理し、食材の仕入れから商品の製造、販売までを一気通貫で請け負う独自の「飲食店と併走する」モデルが特徴だ。


 本格事業化に伴い、人手不足などで営業縮小・閉店を余儀なくされた名店の味を守る「美味しいの継承プロジェクト」も拡充。同プロジェクトで新たに4店舗の商品発売が決定し、全体のラインアップが34店舗・67商品に拡大する。2026年までに100店舗の参画を目指すという。


 三井不動産グループのシナジーを生かした取り組みも加速させる。2025年秋に物流施設・三井不動産ロジスティクスパーク船橋内で製造拠点を新設するほか、食に関するプラットフォーム「&mog by Mitsui Fudosan」と提携した企業の商品を使ったコラボ商品を開発する予定だ。


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