円下落、一時160円80銭台=37年半ぶり安値、介入に警戒感―NY市場

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2024年06月27日 07:01  時事通信社

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時事通信社

 【ニューヨーク時事】26日のニューヨーク外国為替市場では、日米金利差を意識した円売り・ドル買いが加速し、円相場は一時1ドル=160円80銭台後半に下落した。1986年12月以来、約37年半ぶりの円安水準。市場では日本政府・日銀による為替介入への警戒感が強まっている。午後5時現在は160円78〜88銭と、前日同時刻比1円17銭の大幅な円安・ドル高。

 米長期金利の上昇を受け、低金利の円を売り高金利のドルを買う動きが広がった。財務省の神田真人財務官が最近の急速な円安の進行について「深刻な懸念を有している」と発言すると、円はいったん160円近辺まで戻したが、反応は限られた。 

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