洋服は捨てる前にリサイクルを考えませんか?【滝沢秀一のごみ授業】

0

2024年06月27日 07:10  週プレNEWS

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

週プレNEWS

いらなくなった服はどうしたらいいの?

ごみ清掃員としても働く芸人の滝沢秀一(マシンガンズ)が先生となって、日本のごみのこと、世界の環境のことをわかりやすく教える「誰でも理解できるごみ授業」。生徒は、グラビアアイドルとして週プレでもおなじみの青井春ちゃん。何もわからなくても、ごみに興味がなくても大丈夫! 滝沢先生がイチから解説します!

【写真】マシンガンズの滝沢秀一

滝沢 前回は「牛乳パックは捨てないで、スーパーなどで回収してもらいリサイクルしましょう」という話をしましたね。青井さんはちゃんとリサイクルに出していたんですよね。

青井 あの、ほかにも気になってることがあるんですけど。私、家に洋服がいっぱいあって、なかなか捨てられないんです。どうしてかっていうと、服の生地って種類がいっぱいあって、どうすればいいのかわかんないからなんです。綿とか絹とか、ポリエステルとか。この前知ったんですけど、ポリエステルってプラスチックの仲間なんですよね?

滝沢 そうですね。

青井 プラスチックは燃えないごみの地域もあるし、燃えるごみでいいところもあるし、プラスチックとして回収しているところもあるし。つまり、服は素材によってごみに出す日が違うのかなって。

滝沢 ごみを出す前に、素材から考えるのはすごくいいことですよ! でも洋服は素材によって分けていないんです。燃えるゴミで出しちゃう場合がほとんどですね。ただ、地域によっては「古布や衣類の回収日」というのがあったり、町内会で古着を集めていたりするので、ごみとして捨てないでそういうところに出すのがいちばんいいですね。

青井 う〜ん、私の住んでる大阪はあったかな?

滝沢 調べてみると、大阪市は「新聞や段ボールの日」に衣類も出していいみたいですよ。もちろん新聞や段ボールとまとめて出すのではなく、袋は分けてほしいけど。あとはユニクロなどのお店でも、着なくなった服は回収していますね。

青井 考えはじめるとわかんなくなっちゃう。でも「9割ルール」っていうのは覚えたよ。服に金属がついていても、9割が燃えるようだったら燃えるごみでいいんだよね?

滝沢 そのとおりです。でも、青井さんはいろいろ考え過ぎちゃうんだね。

青井 うん、分別がわかんないやつはそのままキッチンに置いてる。誰かがどうにかしてくれるだろう、みたいな(笑)。

滝沢 でも牛乳パックをちゃんとスーパーに持っていくんだから、洋服も回収してくれるところへ持っていったら、家の中がスッキリするんじゃない?

青井 そうかも。でも、着なくなった洋服をタオル代わりにして、家の中を掃除することもあるかな。掃除の後は、そのまま普通ごみに捨ててる。油を捨てるときも使ってるよ、いらない服に油を吸い取らせてごみに捨てる。

滝沢 僕もやってるようなことを実践してますね、素晴らしい!

青井 それママがやってたんですよ、もったいないからって。あと、ボランティアで海外にいらなくなった服を送っている人がいるの。いつかそこに持っていこうかなと思ってキープしてるのもある。下着とかはダメっぽいんだけど、それ以外は大丈夫らしくて。

滝沢 僕の周りでは、元芸人の田上よしえさんが着なくなった服を集めてリメイクして販売しているんですけど、かなり評判がいいので、もっと増やせないかなって考えているところなんです。ごみの分別を考えるのはとても大事ですけど、捨てる前にまずはリサイクルできないか考える。ごみを減らすためにとてもいいことですね!

※ごみの捨て方のルールは自治体によって異なります。お住まいの地域のルールをご確認ください。

青井春(あおい・はる)
1998年3月26日生まれ
身長164cm B90 W58 H83
大阪府出身 血液型=O型
特技=韓国語、華道、茶道、箏曲、ウォーキング
趣味=寝ること、旅行、メイク
公式X【@harujjang26】

イラスト/北村ヂン 撮影/関根弘康

    前日のランキングへ

    ニュース設定