夫はなぜ“虐待された7歳の犬”を保護した? その理由に妻は惚れ直し、491万人が感激「犬の国があったら銅像が立つ」

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2024年06月27日 08:10  ORICON NEWS

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ちゃんすけ・スヴェ子さんが家族として迎えた保護犬の納言ちゃん(@sukegongon0401)
 保護犬をめぐって「夫に惚れ直した話」がX(旧Twitter)で反響を呼んだ。実家の犬を亡くしてから、「次は絶対に保護犬を迎える!」と決意し、当初は5歳以下の犬を探していた投稿主。ところが夫からある提案をされ、反省する。投稿主のちゃんすけ・スヴェ子(@sukegongon0401)さんに、愛犬への想いを聞いた。

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■保護犬を迎えたかった妻に言った旦那さんの言葉がきっかけ

 保護犬を迎えたいという投稿主さんに、「子犬はうちじゃなくてももらい手が見つかる」と言う旦那さん。この言葉を聞き、疾患だらけの7歳の犬を家族として迎えた。当初は股関節疾患などで病院代がかさんだものの、今では滅多に体調も崩さなったそうだ。

――今回の投稿には大きな反響がありました。最初にこのエピソードを投稿しようと思ったきっかけは?

「夫の言葉から迎えた犬は“納言(なごん)”といいます。現在は推定年齢10歳です。夫が納言に頬擦りして可愛がっている様子を見て、当時のことをふと思い出し、投稿しました」

――2万いいね、491万件表示とたくさんの方にこの投稿が届きましたが、反響についての感想をお聞かせください。

「たくさんの方に見ていただき、びっくりしています。私の投稿をきっかけに、ペットショップ以外にも犬を迎える手段があることが、1人でも多くの人に伝わっていたらいいなと思っています。印象に残ったコメントですが、『犬の国があったら銅像が立つ』という引用RTがあり、笑ってしまいました」

■疾患のある7歳の犬を家族に「うちで幸せにしたいと強く思った」

――旦那さんの話を受けて、納言ちゃんを引き取られました。家族に迎えることにした決め手をお聞かせください。

「簡潔に言うと、ご縁を感じたからです。そして、ネグレクトの虐待を受けていたという経歴を見て、疾患があってもうちで幸せにしたい、と強く思いました」

――最初の1年は病院代が大変だったとの話もありました。納言ちゃんと暮らしてきた中で、一番印象的だったことは?

「最初に我が家に来た時は、不安でいっぱいの表情でしたが、一緒に暮らしていくうちに徐々に心を開いていってくれていることが分かり、嬉しかったです。今では、私と納言は磁石でもついているんじゃないか、と思うくらい、私にべったりくっついています。

 しかし虐待を受けてきた子なので、基本的に人のことは嫌いです。来客には牙を剥きますし、子どもも嫌いです。長女(現在は2歳)が産まれる際、納言がどういう反応をするか不安だったのですが、私が大切にしている存在だと分かっているからか、家族だと思ってくれているのか、長女が何をしても、長女には絶対に牙を剥きません(納言が怪我をしないように、基本的には距離を取らせていますが)。私と夫が納言に愛情を注いだから、家族に対して愛情深い子になってくれたのかな、と思っています」

――保護犬を迎える! と心に決めて納言ちゃんをお迎えした飼い主さんですが、納言ちゃんをを含め、保護犬への想いをお聞かせください。

「私に時間とお金があれば、もっともっと多くの命を救えるのに、と常に思っています。このため、毎月保護団体には寄付をしています。全ての動物たちが幸せに暮らせるよう祈っています」

――「あと10年は一緒にいたい」という言葉もありました。納言ちゃんに願うことを最後にお聞かせください。

「とにかく少しでも長く一緒にいたいと思っています。幸せだな、と思ってくれるように、最期の時まで全身全霊で愛していきます」

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