入退社手続き、4割超が「紙ベース」で管理 「管理できていない」の声も

1

2024年06月27日 08:11  ITmedia ビジネスオンライン

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ITmedia ビジネスオンライン

 「45.5%が従業員の入社・退社手続きの進捗を紙ベースで管理している」──そのような結果が、従業員ライフサイクル一元管理ツール「mfloow(エムフロー)」を提供するメタップスホールディングスの調査から分かった。


【画像】入社・退職時に起きがちなトラブル


 最も多かったのは「エクセル・スプレッドシート」で57.0%。紙ベースに次いで「クラウドサービスやソフトウェアなどのツール」が36.6%だった。かなり少数派ではあるものの、「管理できていない」(0.6%)との回答も見られた。


●発生しやすいトラブルは? 時間がかかっている業務も調査


 入社・退職時の手続きで起こりがちなトラブルを調査したところ、過半数が「入社・退職手続きの遅延」(50.7%)と回答。2位は「入社・退職手続きのタスク漏れ」(46.7%)、3位は「社員情報の更新漏れ」(44.8%)という結果に。4割以上が上位3項目のトラブルを頻繁に処理していることが分かった。


 入社・退職時の手続き管理方法で課題に感じている点については、過半数が「入社・退職者の手続き対応が煩雑」(52.6%)を挙げた。以降、「入社・退職者の手続き対応を行う人手が足りない」(32.8%)、「他部署との連携(コミュニケーション)が上手くいかない」(30.3%)と続いた。


 どのような業務に時間を割いているのか? 1位は「必要書類の作成と確認」(36.5%)だった。2位は「タスクの進捗確認」(30.1%)、3位は「情報の収集と整理」(28.6%)となった。


 調査は、社員の入社・退職手続き管理業務を行うことがあると回答した、従業員数50人以上の企業の人事、労務、総務、情報システム部門、管理部責任者を対象にインターネットで実施した。期間は2024年4月17〜18日、有効回答数は1009人。


このニュースに関するつぶやき

  • サービス残業させたら逮捕くらいにしないと効果がないけど、経団連と政府がズブズブだから経営者の利益を損ねるようなことはしないんだろうなと思う。
    • イイネ!0
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(1件)

前日のランキングへ

ニュース設定