2連勝のベネズエラがコパ・アメリカ決勝T進出!…メキシコは終盤の猛攻実らず惜敗

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2024年06月27日 12:52  サッカーキング

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メキシコを下したベネズエラがグループ2位以内を確定させる! [写真]=Getty Images
 コパ・アメリカ2024・グループB第2節が26日に行われ、ベネズエラ代表とメキシコ代表が対戦した。

 ナショナルチームの南米王座を決めるコパ・アメリカは今回が通算48回目の開催。今大会は南米サッカー連盟(CONMEBOL)に加盟する10カ国に加え、北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)加盟の6カ国も参加している。現地時間26日にはグループBの第2節が行われ、ともに白星発進を飾ったベネズエラとメキシコが連勝をかけて激突した。

 開始直後にサンティアゴ・ヒメネス、カルロス・ロドリゲス、ウリエル・アントゥナの3人が絡んでチャンスを作ったメキシコは、その後もやや押し気味に試合を進める。19分にはルイス・チャベスのロングフィードに反応したヒメネスが相手DFラインの背後を取るも、シュートはミートし切れず相手GKに阻まれた。対するベネズエラはサロモン・ロンドンやジェッフェルソン・ソテルドを起点に何度か相手ゴールに迫るシーンを作る。

 34分にはベネズエラに決定機が到来。右に開いたエドゥアルド・ベッロが相手DFラインの背後へ浮き玉を送ると、抜け出したロンドンが左足を振り抜く。しかし、低い弾道のシュートは惜しくも右ポストを叩き、先制点とはならなかった。その後はメキシコがボールを保持する展開が続くも決定機を作るまでには至らず。対するベネズエラも効果的なカウンターを打ち出すことができない。前半はこのままスコアレスで終了した。

 後半の立ち上がりはベネズエラのペースに。50分にボックス内左で仕掛けたソテルドが枠内にシュートを飛ばすと、その3分後にはショートカウンターからチャンスを創出。ソテルドが相手のビルドアップを引っかけ、最後はロンドンがボックス手前中央から左足を振り抜いたが、シュートはわずかに枠の右へ。55分には右から仕掛けたホン・アランブルがボックス内で倒されPKを獲得すると、これをロンドンが冷静に沈めて先制に成功した。

 1点ビハインドのメキシコは次々とフレッシュな選手を投入しつつ、サイド攻撃を起点に攻勢を強めるも、ベネズエラの集中した守備を崩し切ることができない。83分には左からのクロスを起点にホルへ・サンチェスとアレクシス・ベガが立て続けに強烈なシュートを放ったが、いずれも相手選手が体を張ってブロック。その後、オンフィールドレビューが行われると、一本目のシュートがDFの腕に当たっていたことが判明し、メキシコにPKが与えられた。しかし、オルベリン・ピネダの好セーブに阻まれ、同点とはならなかった。

 最終盤にかけてメキシコは猛攻を仕掛けるも最後までネットを揺らすことができず。試合はこのまま1−0で終了し、連勝したベネズエラが決勝トーナメント進出を決めた。次節は30日に行われ、ベネズエラはジャマイカ、メキシコはエクアドルと対戦する。

【スコア】
ベネズエラ代表 1−0 メキシコ代表

【得点者】
1−0 57分 サロモン・ロンドン(PK/ベネズエラ代表)

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