ホンダの新型「フリード」は受注2.4万台! 販売の内訳は? 納期は?

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2024年06月27日 13:40  マイナビニュース

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ホンダがコンパクトミニバン「フリード」の新型モデルを2024年6月28日に発売する。先行受注は5月17日に始まっており、これまでに約2.4万件の注文が入っているとのこと。モデル別の受注割合やハイブリッド車の比率、気になる納期などをホンダで聞いてきた。


○人気モデルの納期は長期化



フリードは初代が2008年5月、2世代目が2016年9月に登場。これまでに累計で約122万台が売れているホンダの大人気車種だ。今回は約8年ぶりのフルモデルチェンジを経て3世代目が発売となる。



新型(3世代目)フリードには2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」を搭載するハイブリッド車(HV)とガソリンエンジン搭載車がある。グレード展開としては、見た目やインテリアなどが違う「エアー」(AIR)と「クロスター」(CROSSTAR)の2タイプから選ぶ格好になる。駆動方式は各タイプでFF(前輪駆動)と4WDが選べる。


新型フリードのガソリンモデルは250.8万円〜308.77万円、HVは285.78万円〜343.75万円。最も高価なモデルはクロスターのHVの4WD、最も安いモデルはエアーのガソリンモデルのFFとなる。全体の価格帯は250.8万円〜343.75万円だ。



ホンダによると新型フリードの先行受注は約2.4万台に達している。この状況についてホンダ 統合地域本部 日本統括部 統括部長の高倉記行さんは、「大変、ご好評をいただいている」と手ごたえを感じている様子だった。



先行受注の内訳を聞くと、タイプ別ではエアーを選んだユーザーの割合が72%、クロスターが28%となっているそうだ。パワートレインの内訳はHVが85%、ガソリンエンジン車が15%。納期はグレードによって多少の差異があるものの、全体としては1〜2カ月程度を見込む。ただし、人気の「エアーEXのe:HEVのFF」は約9カ月、「クロスターのe:HEVのFF」は約4カ月となっていて、納期短縮に努めているとのことだった。



コンパクトミニバン市場ではトヨタ自動車「シエンタ」と激しいシェア争いを繰り広げるフリード。このモデルの強みについて、開発責任者を務めたホンダ 電動事業開発本部 BEV開発センターの安積悟さんは、「ちょうどいいサイズ感でありながら、3列目にもしっかりと座れるところ」と話していた。(藤田真吾)

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