JRA重賞62勝の名門厩舎が初の福島重賞制覇へ “シン・主戦”とラジオNIKKEI賞に挑む

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2024年06月27日 18:30  netkeiba

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重賞初制覇を目指すミナデオロ(c)netkeiba
 名門・藤原英昭厩舎がラジオNIKKEI賞(3歳・GIII・芝1800m)のミナデオロ(牡3)で福島での重賞初制覇を目指す。

 藤原厩舎はこれまでJRA重賞を62勝している。しかし、福島に限れば延べ10頭が挑みながら、12年の七夕賞のトーセンラーの2着が最高着順。3着も2回あるが、惜しくも戴冠には手が届いていない。

 ラジオNIKKEI賞にはミナデオロで挑む。デビュー当初は苦戦が続いたが、徐々に軌道に乗ってきた。そして西塚洸二騎手との初コンビとなった前々走の未勝利(京都芝1800m)で初勝利。続いて格上挑戦した前走の白百合Sも制し、一気にオープンまで駆け上がってきた。今回は重賞初挑戦となるが、これといった実績馬は不在とあって、十分に勝機はあるだろう。西塚騎手は今年の厩舎の155戦のうち、最多の39戦で手綱をとっているシン・主戦。そういった意味でも注目のタッグとなる。

 藤原厩舎はこれまでJRA全10場のうち、7場で重賞を制している。ここを勝てば、コンプリートに向けて残すは函館と小倉だけ。このチャンスをしっかりとモノにしたい。

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