鉄道保守に人型ロボット=生産性向上で―JR西

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2024年06月27日 19:02  時事通信社

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時事通信社

JR西日本が鉄道設備のメンテナンスに導入する人型ロボット。操縦席(左)から遠隔操作ができる=27日午後、東京都港区
 JR西日本は27日、鉄道設備のメンテナンス用に、人型ロボットを搭載した重機を導入すると発表した。7月から使用を開始し、生産性や安全性の向上につなげる。これにより、作業に要する人手が約3割削減できるという。

 重機は、鉄道工事用車両に積載された操縦室から伸びるクレーン状の「ブーム」の先に、人型ロボットが設置されている形状。ロボットには2本の腕があり、操縦室からの遠隔操作で、人の代わりに樹木の伐採や塗装などの作業を行う。最大40キロの重量物、同12メートルの高所作業に対応可能だ。 

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