【バレー】カナダに雪辱のストレート勝ちで2年連続4強 石川祐希「勝ち切れた」両軍最多26点

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2024年06月28日 02:12  日刊スポーツ

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ブロックする西田有志(中央)と山内晶大(C)FIVB

<バレーボール・ネーションズリーグ(VNL):日本3−0カナダ>◇男子ファイナルラウンド◇準々決勝◇27日(日本時間28日)◇ポーランド・ウッジ



パリ五輪でミュンヘン大会以来52年ぶりの金メダル獲得に挑む世界ランキング2位の日本が、2年連続で4強入りを決めた。


準々決勝で同9位のカナダを3−0のストレートで破った。予選Rではフルセット負けを喫していた相手からリベンジに成功。五輪の前哨戦となる今大会で、目標とする決勝進出へ王手をかけた。


幸先良く2セットを連取して迎えた第3セット。序盤から劣勢を強いられたが、流れを変えたのは絶対エース石川祐希(28=ペルージャ)だった。終盤にサービスエースを決めて20−20に追いつくと、21−22の場面でも難しい体制からバックアタックを決めた。自らの1枚ブロックでマッチポイントを奪取。24−24で追いつかれた直後もブロックアウトで2度目のマッチポイントを握ると、最後は強打を決めて勝ちきった。


ブロック、サーブでそれぞれ3得点を挙げ、両チーム最多26得点で快勝に導いた石川。「負けたら終わりと出発する前に話していた。しっかり勝ちきれたのは良かった」と充実の口ぶりで振り返った。気迫あふれる姿でもチームを鼓舞。「いつもより大きなアクションをした。チームを乗せられると思うので大事な1つ」と明かした。


前回大会では、主要国際大会46年ぶりの表彰台入りとなる銅メダルを獲得。今大会では昨季を上回る成績を残し、五輪へ弾みをつけたいところだ。運命の準決勝は29日(日本時間30日)、スロベニア−アルゼンチンの勝者と対戦。「目標を達成するための準決勝。自分たちのサイドアウトをしっかりときるバレーを続けていきたい」と力を込めた。

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