実写映画「ストリートファイター」の新作、2026年に全米公開へ

新作実写映画「ストリートファイター」が2026年に全米公開される。

バラエティによると、ソニーが配給を手掛ける人気格闘ゲームの最新映画版は、2年後の3月20日に公開されるようで、日本のゲーム会社カプコンが本作の共同開発と製作に協力。製作を担う米レジェンダリー社が、同大人気ゲームシリーズの映画化およびテレビ放映権を2023年に獲得している。

1987年に発売されて以来、「ストリートファイター」は全世界で4900万本以上を売り上げ、史上最も有名で最も高い売り上げを誇るビデオゲームシリーズの一つとなっており、リュウ、ケン、春麗、ガイルなどのキャラクターをフィーチャーした他のゲーム、スピンオフやクロスオーバー作品も生み出している。

カプコンは、「バイオハザード」や「モンスターハンター」などの他の人気ゲームも制作しており、「ストリートファイター」の映画化のニュースはプライムビデオの「フォールアウト」などヒットした実写シリーズのインスピレーションとしてゲームを使用するというトレンドの中で発表された。

ちなみに、「ストリートファイター」が映画として登場するのは2026年が初めてではない。1994年にはユニバーサルが同ゲームを題材にした実写映画を公開したものの嘲笑にさらされ、ジャン=クロード・ヴァン・ダム、カイリー・ミノーグ、ミン・ナ、ラウル・ジュリアが出演した同作品は批評家やファンから酷評された。

その後2009年には、20世紀スタジオがクリスティン・クルックを起用した「ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー」を公開したが、これも批評家やゲームファンから冷笑された。

一方、「フォールアウト」シリーズと並んで最近ヒットしたビデオゲームの映画化作品としては、2020年の「ソニック・ザ・ムービー」とその続編、トム・ホランド主演の「アンチャーテッド」、「ダンジョンズ＆ドラゴンズ　アウトローたちの誇り」「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」などが挙げられる。

レジェンダリーはソニーと配給契約を結んでおり、これまでに「デューン 砂の惑星」「名探偵ピカチュウ」など一連のコミックや小説の映画化に関わってきた。

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