プレミア昇格組のイプスウィッチ、チェルシーFWハッチンソン再獲得へ交渉を開始か

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2024年06月28日 16:19  サッカーキング

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去就に注目が集まっているハッチンソン [写真]=Getty Images
 イプスウィッチは、チェルシーからのレンタル移籍で加入していたジャマイカ代表FWオマリ・ハッチンソンの再獲得を狙っているようだ。27日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

 現在20歳のハッチンソンは2008年にチェルシーの下部組織に加入。2012年にチャールトン・アスレティックにスカウトされて移籍すると、その後はアーセナルの下部組織にも所属し、2022年7月にチェルシーの下部組織に復帰した。2023年1月にはトップチームデビューを果たし、通算2試合に出場している。

 2023年7月にイプスウィッチへとレンタル移籍となり、シニアキャリアでは初のフルシーズンを迎えると、チャンピオンシップ(2部)で44試合出場10ゴール6アシストを記録して、中心選手として2位フィニッシュ&23年ぶりのプレミアリーグ復帰に大きく貢献を果たした。

 レンタル移籍期間は今年6月30日までとなっていることから、今夏にはチェルシーに復帰となるハッチンソンだが、エンツォ・マレスカ新監督が就任したチェルシーのトップチームにそのまま加わるかは明らかになっておらず、今夏の去就には注目が集まっている。

 そんななか、今回の報道によると、イプスウィッチがハッチンソンの完全移籍での獲得を目指してチェルシーと交渉を開始したという。また、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、移籍金は2000〜2500万ポンド(約41〜51億円)ほどになる模様で、買い戻し条項は付随しないものの、売却条項を含めた契約で話し合いは進んでいることを伝えている。

 なお、ドイツのクラブなどもハッチンソン獲得に関心を示しているものの、ハッチンソン自身がイプスウィッチへの再加入を望んでいることもあり、同クラブとの交渉が進められているようだが、果たして交渉は成立するのだろうか。

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