婚活にもAI!? 写真やメッセージに活用したことがある既婚者の割合は

1

2024年06月28日 17:51  マイナビニュース

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

マイナビニュース

画像提供:マイナビニュース
オーネットは6月26日、既婚男女のAIや編集ツールによる画像やメッセージ編集に関する実態調査の結果を発表した。調査は2024年6月18日〜6月19日、既婚の男女25歳〜34歳526人を対象にインターネットで行われた。

○49.8%がAIや編集ツール利用経験あり


「ご自身の写真(撮影時または撮影後)やテキストメッセージ(作成時または作成後)に、AIや編集加工ツール等を使用したことがありますか?」と質問したところ、男性の49.6%、女性の50.0%が「あり」と回答した。男女ともに25歳〜34歳の既婚男女の5割が結婚する前の段階で、AIや編集ツール等を利用して画像やメッセージの編集等を行った経験があるという結果となった。この結果から男女ともに、画像やメッセージの編集や加工については、ほとんど認知されて日常的に広く行われている状況であることがわかった。

○加工した画像、どのようなシーンで利用した?


画像に関する加工・編集の利用経験について、どのようなシーンで利用したかを質問した。この質問に関しては、男女ともにほとんど差異のない結果となり、最も多かったのが編集・加工した画像を「SNSにアップした」という回答で、男女合計で40.8%という結果となった。続いて多かったのが「マッチングアプリにアップした」が34.4%となり、SNSとマッチングアプリ両方に回答した合計では75.2%という結果に。3番目が「婚活サイト(結婚相談所含む)」で9.9%となり、残り14.9%は「編集・加工はしたことはあるがアップ等はしなかった」という回答結果となった。編集・加工した画像のアップについては、男女ともに利用したシーンは殆ど同じ割合での利用結果ということで、男女間の利用状況の違いは見られない結果となった。

○加工したメッセージを利用した経験がある人は80.9%

メッセージに関する加工・編集の利用経験について、どのようなシーンで利用したかを質問した。まず、男女全体の割合でみると、最も割合が高かったのは「SNSでメッセージを送る時」で35.9%、次いで「マッチングアプリでメッセージを送る時」が34.4%となった。続いて「婚活サイト(結婚相談所含む)」が10.3%となり、19.1%は「編集・加工はやったもののアップや投稿はやっていない」という回答結果となった。



「SNS利用時のメッセージ送信」の利用割合を見ると、男性43.8%に対して、女性が28.4%という割合で、男女間で15.4%もの差異がある調査結果に。また、「婚活サイト(結婚相談所含む)利用時のメッセージ送信」においては、女性14.9%に対して、男性が5.5%と男女間で9.4%の差異がみられる結果となった。



SNS利用時のメッセージ送信の利用割合が男性の方が高いという背景として、SNSのように一方的な情報発信という事について男性は躊躇せず発信を行う傾向にある、また、その際のメッセージについてもAIツールなどを使って手間をかけずに発信するという傾向が女性よりあるのではないかと推察される。一方で、婚活サイト(結婚相談所含む)でのメッセージ発信について女性の割合が男性より高いという理由については、婚活という異性との大切なコミュニケーションにおいて、男性より女性の方が慎重に言葉を選んでメッセージを送る傾向にあるということが利用割合の差異に影響しているのかもしれない。

○異性とのコミュニケーションでのAIや編集ツールの利用、どう思う?


結婚するまでに利用経験が「ある」と回答した男女に、「異性とのコミュニケーションにおいて、AIや編集ツールを利用することについてどう思う?」ということを質問した。全体で最も多かった回答は、「節度をもって利用すれば問題ない」が38.2%、次いで「広く普及しているのだから使用は全く問題ない」が23.7%、3番目に多かったのが「ノイズ除去やエラーチェック程度に限定して使用すべき」が20.6%となった。「婚活やお見合いといったシーンを限定して使用すべき」の8.4%を含めると、全体で90.8%が、シーンや活用方法を限定して利用することを含めて、利用することを許容するという回答結果に。一方、「AIや編集ツールの利用は異性との関係性構築に影響はない」という回答は9.2%で、全体の1割程度という結果となった。


前述と全く同じ設問を、「これまで利用した経験がない」と回答した男女に質問したところ、一番多かった回答は、「AIや編集・加工ツールの利用は異性との関係性構築に影響はない」と回答した割合が45.5%と約半数近くとなり、シーンや利用方法の限定的な許容を含めたそれ以外の合計割合54.5%とほぼ同じ回答割合となった。自身の経験からAIや編集ツールを使用しなくても、異性との出会いや恋愛に影響なく結婚に至ったという経験がこの回答結果に表れていることがわかる結果となった。(Yumi's life)

このニュースに関するつぶやき

  • 自己アピールにはAIが使えるけど、パートナーとの関係を育むためには「愛」を使おう。
    • イイネ!0
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(1件)

ランキングライフスタイル

前日のランキングへ

ニュース設定