<陸上:日本選手権>◇28日◇第2日◇新潟・デンカビッグスワンスタジアム◇男子1500メートル
飯沢千翔(23=住友電工)が3分37秒08を記録し、ハプニングを乗り越えて2年ぶりの優勝を決めた。
前年に河村一輝がマークした大会記録3分38秒45を更新した。「タイムは意識していなかった。大会記録でビックリ。力を出せば勝てると思っていた」と喜んだ。
前日、予選2組で複数人が転倒するハプニングが発生。ペースメーカーに接触した飯沢が進路妨害をしたとして一時は失格となった。その後、抗議と上訴を行い、救済措置での決勝進出が決まった。
決勝は、同じく救済措置を受けた4人を加えた17人で争った。レース後は「予選でアクシデントがあって、SNSで臆測が飛び交っている。レースでは全員全力。誰が悪いと言うことはない。誰かを責めるのはやめてほしい」と呼びかけた。
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